ドライブ

勝利だギューちゃん

第1話

ドライブに来ている。

隣には、大好きな彼女が乗っている。


「どこへ行こうか?」


彼女に聞かれる。

行先は決めていない。

風の向くまま、気の向くまま


自由に旅をする。

時間に縛られてくない。


彼女とのこの時間を、大事にしたい。


「でも、・・・くん、どこか、あるでしょ?」

そう問われる。


「言ったら、どこでも連れてってくれるの?」

彼女に尋ねた。

「近場ならね・・・」

「じゃあ、海がみたい」

「OK」


彼女はそういうと、ハンドルを切った。


彼女は無類の車好き。

18歳になると同時に免許を取った。


対して僕は、完全ペーパー

極度の乱視なので、運転はしないでいる。


彼女が運転しているのは、トヨタ2000GT

よく手に入ったな


「お父さんのだよ」

「納得」


まるで、60年代の青春ドラマにありそうな光景だ・・・


車は海へ向けてと走り出す。


今日は満月。

ロマンチックな光景が待っている。

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ドライブ 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu

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