闇塚ブログ〔1〕

闇塚 鍋太郎

Barbarians Blog Part 1

2018年10月

第1記:メクる

 眼が覚めた。枕辺のアナログ時計が「朝の6時」を示していた。洗面所に行き、顔を洗った。台所に行き、電気ケトルにミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。食べるものは何もない。窓外の景色を眺めながら、熱いやつを飲んだ。

 その後、身支度を整えた。最後のカギをかけてから、自室を離れた。一週間分の衣類を担いで、近所のコインランドリーへ向った。帰宅後、脱水衣類と脱水ジーンズをバルコニーの物干し台に吊るした。

 作業後、近所の手作りパンの店に行った。開店して間もないためか、客は俺一人だった。おっちゃんが「ツナサンドができたよ」と声をかけてくれた。俺は即座に「じゃあ、それをください」と答えた。ツナの他に三つ買った。代金は全部で600円。レジのおばちゃん、体調が好くないみたいだけど、大丈夫だろうか。


 家に戻り、愛機を起動させた。ぴよぶっくを呼び出し、昨日の日記を書いた。投稿後、一旦、シャットダウン。雑用を終わらせてから、再び愛機を動かした。メクるのトップページに行き、会員登録の手続きをやった。いよいよ、本格的な移住作戦が始まるのだ。ぴよに投稿したダサク群は、云わば、俺の子供である。できる限り、救ってやりたい。

 閉鎖の告知から、今日まで、迷走を続けてきたわけだが、その間、俺の頭に一本の映画が常に浮かんでいた。小松(左京)先生原作の『日本沈没』(1973年版)である。登場人物たちの心境が、少しだけわかる気がした。〔20日〕


[Quinもわさんのコメント]

もわ(=゜□゜)ノ


こちらでははじめまして。

そしておいでませ


もわ(=゜□゜)つ□(お茶でも飲むもわ)


[闇塚の返信]

おおっ。これはありがたい。いただきます。とりあえず、登録はできたけど、さあ、どうなりますかね。当分の間、試行錯誤が続きそうです(苦笑)。こちらでも、よろしくお願いします。

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