第2話 世界線
ところで、この物語で多用される世界線の意味は、物理用語ではなくパラレルワールドの方である。さらに定義を限定すると、某シュタゲ的結果収束系世界線ではなく結果は無数に存在するがターニングポイント的な影響の大きなものに分岐点があると仮定している。
例えば、世界線αはメガネが婚活を実施しなかった世界、世界線βはメガネが婚活を実施した世界という具合に。
一応念のため最初に説明しておくが、この物語は、フィクションです。登場する人物・団体・名称等が実在しているっぽくても、登場するアイデア・発明・実験等が実際に実行してみるとガチだったとしても、登場するエピソード等が実話っぽくても、実在のものとは直接関係ありません。
ちなみに、パラレルワールド的世界観では、バタフライエフェクトや風が吹けば桶屋が儲かる的作用が働いて実在の世界で発生する全ての事象は全ての人物・団体・名称等や、全てのアイデア・発明・実験等や、エピソード(フィクション・実話関係無く)等、その他全ての諸々に間接的に関係しています。それが、どんなに些細なもの(例えば今あなたが閲覧しているこの物語)であったとしても。
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