第15話 キャラクター
アプリには歌だけでなく、声劇なるものもあった。
もともとは歌が歌いたかったので、やりたいこととは違ったがやってみると意外と楽しかった。
もともと自分のことを伝えることもさらけ出すこともできない臆病者。
幼少期から染みついていたのは「嫌われたらどうしよう」だった。
だけど、気づいてしまった。
演じることは、なんにでもなれる。
普段の自分なら言えないようなことも、
憧れていた存在にもなれる。
それこそ、男性も女性もそれ以外でも
なりたいキャラクターになれるのだ。
歌とは違った形で等身大で表現できる場所
それがとても楽しかった。
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