花より恋愛

@omyuru

第1話花火師のかける想い…


アルドが花火師の家に行き花火師と話す。


花火師「おう!お前らちょうどいい所に来たな!ちょうど今新作の打ち上げ花火の装置を作ったところでな。お前らに頼みたいことがあってな。聞いてくれるか?」


アルド「ああ、任せてくれ!」


花火師「その新作の花火なんだがな、名付けて時×(かける)花火って言ってな

花火が時空をこえるんだ!どーだ凄いだろう!」


アルド「それは凄いな!  …んはてな…。何処かで聞いたことあるような…。」


花火師「でな、それが今丁度完成した所でよ。今から試しに打ち上げる所だったんだ。見ていってくれないか?」


アルド「なんだそんな事か。それなら任せておいてくれ!」


花火師「おお、そうか頼まれてくれるか!それじゃあ一先ず少しひらけた所に移動するか。」


花火師とアルド一行が移動し花火師が完成した装置で打ち上げようとする。


サイラス「まさかこの時代で花火を見る日が来ようとは思ってもみなかったでござるよ!はてさて花火とはどのようにして打ち上がるのでござるか?」


リィカ「花火トハ、約7センチの花火玉ヲ90メートル上空に飛ばし、

飛ばした花火玉ガ直径30メートルの爆発を起こす事デ打ち上がりマス…ノデ!」


花火師「おうっ!機械のネエちゃんアンタよく知ってんな!

うっし!それじゃあ打ち上げるぞ!

3っ、2っ、1っ! 点火ーーー!!!」


花火師がそう言うと

装置が電気を帯びながら盛大に爆発する。


チュドーーン!!!


花火師「ゲホッゴホッゴホッ! クソ!また失敗か…。なにがいけないんだ?

やっぱ精霊の加護を受けた物が必要なのか?」


ヘレナ「時×花火って要は花火を別次元に送りたいってことよね?

ちょっとみせて。」


花火師「んはてなあぁ。そうだが、ねーちゃんあんたに何ができるってんだ?

んはてな…アンタよく見ると合成人間じゃないか!何でこんな所に居るんだ!?」


ヘレナ「そんな事はどうでもいいわ。それよりもあなたはこの打ち上げ花火を作りあげたいんじゃなかったの?」


花火師「ん?まあそうだが…。」


花火師がそう言うとヘレナが装置を調べだす。


ヘレナ「そうね。これは精度を上げる必要があるわ。一度次元戦艦に行って次元戦艦にアクセスしてみないとだめね。一度次元戦艦に戻りましょう?」


アルド「そうなのか?分かったそれじゃあ一先ず戻ろう。」


そう言ってアルド達は次元戦艦に戻り鬼竜に訳を話す。


鬼竜「いくらお前達でも俺の内部を見せるわけにはいかん!!」


そう言って次元戦艦が暴れだす。


アルド「おい!落ち着けって!クソ!こうなったら仕方がない。力づくだ!」


そう言ってアルド達は次元戦艦と戦うことになる。

バトルが終わり次元戦艦が我に返り暴れだしたお詫びとして内部を見せてくれる事になった。


鬼竜「暴れだしてすまなかったな。お詫びとして好きなだけ覗いて行くがいい。」


鬼竜がそう言うとヘレナが次元戦艦にアクセスし内部を覗く。


ヘレナ「分かったわ!でももっと精度を上げるためにわその時代の強い力の何かしらが必要ね。先ずはそれを取りに行く必要があるわ。」


アルド「そうなのかそれじゃあ一度報告をしに戻ろう。」


花火師の所へ戻り事情を話すと花火師から素材を取ってきてくれないかと頼まれる。


ヘレナ「精度を上げるためにわどうやらその時代の強い力の何かしらが必要みたいね。」


花火師「そうなのか?でも、そんな物どうやって手に入れるんだ?」


アルド「それなら俺達に任せてくれ!少し心当たりがある。」


花火師「ホントに!いいのか!それじゃあよろしく頼むよ!」


アルド「あぁ任せといてくれ!」


そう言ってアルド達は一先ず古代へと向かう。

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