臨時ニュースを申し上げます。

@shinkakuno1013

第1話

賢い奴は行動が伴ってる。馬鹿な奴程、言いわけが多い。無為徒食の日々を送るが、滅私奉公はもう嫌だと心の底では思っている。不運続きで浮かぶ瀬が無く、泣きたい気分が止まらない。雇って貰った恩は常識の範囲で返すけど、労働とは等価交換だと思う。“えーこちら、フリーター星の時給人ですけど、地球という星の人、聞こえますか?こちらフリーター星では問題が発生し、助けを待っています。応答して下さい。誰か偉い人いませんかー。舵取りを忘れた船は軌道を修正するのにえらく時間が掛かるもので。出来れば役員クラスの方、いますぐ出て来て下さい。我々時給人はあなた方の助けを待ってます。いつまでも。それもしつこいくらいにです。ええ”これが我が現在の心境っす。朝が来ても眠いまま。でもとりあえずの日課、朝起きたらTVを点ける今朝の俺です。

「臨時ニュースを申し上げます。本日の自多党総裁選挙の結果。司馬誠一郎氏が石田忍氏を破り、内閣総理大臣就任が決定的となりました」

だって。我が国の最高権力者である内閣総理大臣「司馬誠一郎」頭が高い。控えおろうー。ははー。何でやねん。自分がこの世界の創造主のような顔してる奴は逆に可哀相だと思う。一つ、ウンチク。大統領と首相の違い。それは、首相は議会の代表で法律を作れるが、大統領は国民の代表で、基本的に法案提出などの権限はない。それに国家元首、国王(王室、天皇)の存在しない国が大統領制を引いている国が多い。日本のことを言えば、世界中から、王制なるものがなくならない限り、天皇制も存続して行くのだろうと俺は思う。生まれた時から権力を有している「君主制」はファシズムに陥り易いのも事実。昔は特に。でもとりあえず、俺ら国民が選挙をやって、国の根幹を任せてもいいと思える人間を選ぶというのが「民主制」だという認識で良いだろうか?専門家の皆さん、どうでしょう?で、今回ダメだったら、次は違う奴を選ぶという選択肢が存在する。それが民主主義の利点て奴だ。(ちなみに諸外国はというと。アメリカ=大統領制。上院、下院の二院制。優越はないが州の代表である上院は、大統領への近道とも言われる。民主党、共和党の二大政党制。イギリス=国家元首は女王で議員内閣制。上院(貴族や聖職者。終身、世襲制)下院(庶民院)保守党、労働党の二大政党制。ロシア、中国=共産党の一党支配。韓国=大統領制。一院制。ハンナラ党、民主党の二大政党中心。イタリア=中道右派、自由国民党。中道左派、民主党の二大政党制になりつつある)。ダメだったら次の政権へ。醜悪な政治のニュースを見る度に思う。我が国って一体……。皇室ご一家には親善大使的なことを国民は期待しています。ってもう充分なさってるとは思いますが、これは一国民の意見であります。軽く流してやって下さい。それにしても皇室は生まれながらの宿命。で、こっちの内閣総理大臣。及び政治家の皆さん。時に俺は思うのです。政治に目を向けさせるのが優れた政治家だと。自分を良く見せようとあからさまにそれをする奴。嘘を付く奴。必要以上に欲深い奴。それって人類皆が嫌いな奴の種。残念ながらそれって結構政治家さんに多かったりするんです。勿論、ごく一部の人。国は俺が支えるんだ。俺が国を良くして見せると高い志を胸に抱いて政治家になった人と、金儲けが出来る。良い暮らし、地位や名声が手に入るからって政治家になった人とでは、人の生き様として雲泥の差がある。前者の方が数が少ないなあと思ってしまうのは、この国の政治そのものを、我々国民が信じられなくなって来てるからなのか。我々一般市民の目に政治が良く映らないのは、今までの政治が淀み過ぎていたからなのか?だとしたら、真に残念でなりません。それでも政治家になりたいという人がいるのなら、是非とも良い方の政治家になってもらいたい。今のところ、誰がなっても木に竹を接ぐだけにしか、こちとら思ってないもんで。(ってお前誰やねん)

 最悪っす。トップニュースは汚職事件。学んで気付けばまだ救われるけど、不条理な政治は好色の道楽息子よりも劣る。私利私欲しか考えてない奴らが行なう政治は、それこそ悪魔よりも恐ろしい。おー怖っ。そして強奪した感のある政権なら長く持つ筈もないしね。民主主義の根幹は討論じゃないの?それに彼ら(政治家)は頭がいいって言いますけど、それって学校の勉強が出来るってだけだろ?(それって目茶目茶偏見入ってます?)そんな奴らより、勇気があって行動出来る奴の方が俺は断然好きっすけどね。それこそ単純に。食うにこと欠くと悪いことを考えるのが人間。見せかけの正義感、国家の不幸を一体何だと思ってるんだ。それで、民衆の心を捉えたつもりなのか?それってただの日和見主義?真面目にやってる政治家もいるのに、真に遺憾であります。今まで我が国の総理と来たら誇れるどころか目も当てられない輩ばかり。私はコレ(女)で総理を辞めましたって男もいたし。大抵が論語読みの論語知らず。そんな連中ばかりだった“もっと勉強せいや”な人とか賄賂やら汚職事件やら不祥事のオンパレードと来たもんだ。どうせ、あんたら、ただ単に総理という職務が嫌になっただけやろ?とか、一回でも国のトップの座。王座という権力欲丸出しのポジションに就きたかっただけなんじゃねえの?とかこっち(俺ら庶民)に思わせるような辞職の仕方とかを見せられたんじゃ、我々日本国民はたまったもんじゃない。そんなんしといて俺達の血税でメシ喰ってるようじゃ国民から信用される訳がないっしょ。血の通った人間なら、普通そんなことは出来ない筈だ。やはり政治家というのは、廉潔でなければとつい思ってしまうのは俺だけじゃない筈だ。でもこういうのは氷山の一角で、こういう奴らは叩けばもっと埃が出て来る。悪事千里を走る。事件の硬軟に関わらず。悪党はしっかりと裁いてくれ。罪と罰の狭間で彷徨う。善と愛を見失った者が迷い込む場所だ。手を拱いているばかりのトップ。腐敗は止まらない。緊縮財政なのに。借款ばかり。財政は逼迫しているのだから利権が絡むバラマキはろくなことにはならないっすよ。赤字国債を抱えたまま払う「○○手当て」地方遊説も止めなさい。為政者よ。税金を引き上げる時。上げる代わりに見返りとなるものも国民の前に提示しなくてはいけません。国民に納得して貰った上でそれを行なうんだ。いいか良く聞け親方日の丸。いい加減庶民を舐めるな。俺達、国民を見くびるな。朝令暮改とはいかない。約束を反故にして男としての評価を下げたくないだと。そんな戯言はクソくらえだ。そう言えば、一体、幾つの癒着を生んで来たことか。政・官の癒着は目も当てられない。だが自堕落な生活をしているという自覚症状がある奴は他人のことは決して言えた義理じゃない。ってそれは俺の事か。でも俺って別に国に雇われてもいねえし。」

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