応援コメント

第32話 花火大会 下 ④」への応援コメント

  • ここで衝撃の事実がでてきましたね。
    ラブレターを差し出すときに場所を間違える、というのは(物語では)よく聞く話ですが、このパターンは初めて見たかもしれません。

    この場合だと、確かに姫川さんは、「運命の人」で黒川さんを揶揄えないですね。
    自分もその一端を担ってしまっていること、司君は姫川さんのある意味「運命の人」になってしまっていますし(黒川さんと意味は全く逆ですが)。

    前に記載がありましたが、次から姫川さんの告白なのですね。楽しみにしています。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    作中ではでないと思うのでこの場にて少し詳しく触れます。

    これが姫川さんと黒川さんが共通して認識している「貸し借り」の一部になります。
    運命という言葉を使う黒川さんからしたら大きな借りで、後悔という言葉を使う姫川さんからしても大きな借り。

    これまで関係の薄かった彼女たちは尚更に相手に借りを作ったと感じ、黒川さんはそれを全部返そうとしています。
    そうしなければ彼女にとって運命にはならず、そうしたいと思うからこその譲歩と提案です。

    彼女たちにこれまで恋愛観を話す機会などなく、歪な関係のまま今日に至ってしまったがゆえの結果。
    姫川さんの語りで明らかになると思いますが、二人の関係性にもご注目ください。