キャラクター紹介 女性編


 作者より)

 第三部終了くらいまでの内容です。

 各キャラクターの特徴をまとめています。

 全てではありませんので、のちほど書き足すと思います。


 ネタバレしますので、本編小説を未読の読者様は、決して読まずにスルーしてください。

 コミックだけ読んでいる方も先の内容がネタバレしますので、お読みにならないでくださいね。



 ――――――――――――――――――――――


 ■ アサコ


 年齢・性別) 20代女性。


 レベル)58 

 職業) 支援魔法師バッファー

 出身サーバー) 第四サーバー

 身体的特徴) ウルフカットの黒髪、狐のような一重の細い目、左目の下に泣きボクロ。


 ルミナレスカカオを襲っていた、蛇たちが溢れ出ていたダンジョンの掃討を行った、【チームロザリオ】のメンバー。

 レベルは高くないものの、支援パーティプレイ歴は非常に長く、性格も良いために、買われて【チームロザリオ】加入に至った。


 リアルではピアノ弾きだったが、演奏会の本番はどうしてもミスして泣いてしまうことが多かった。

 ゲーム内でもギリギリの戦いなど、緊張するような場面がひどく苦手で、支援職を選んだという経緯がある。


 ゴッドフィードの彼女をして半年経つ。

 浮気するような男は許せず、いつもゴッドフィードの動きを警戒している。



 ■ 亞夢 牡丹を愛する不死の姫


「あああぅぅ……!」


 年齢・性別) 推定22歳の女性。


 レベル) 80 

 職業) 12歳の時は修道僧モンク。現在は ○○○ に転職している。

 レイドボス ヴァージンキョンシー 不死者アンデッド

 出身サーバー) なし


 身体的特徴) 


 獣人。獣の属性は幻の魔物『リュンクス』で敏捷にとんでもない加算がある。 

 黒髪を帽子の中で団子にしており、東洋系の女性の顔立ちをしている。


 裾の短い黒のシャツワンピを着ているが、残念ながらスパッツを愛用される。

 『三重苦の呪い』である【手の拘束】、【眼の拘束】、【舌の拘束】を背負う。


 ストーリー)


 村を守るために『三重苦の呪い』を受けて沼に沈められた。

 キョンシーと化した後はその場から離れず、(結婚の約束をした男が植えてくれたと思っている)牡丹の木のそばで、迎えに来るのを静かに待っていた。


 自分の状態を理解できているかは不明。


 幻の魔物『リュンクス』の獣人でもあったため、アルカナボス『死神』の力を手にしたカミュですら、あっさり圧倒してしまう。


 たまたま名を知っていたカミュが召喚のネックレスに封じ込めることに成功し、以後、行動を共にさせられる。

 結婚の約束をしていた男に会うことができ、嬉しかったようだが……結局自分の手でその首を刎ねることになった。


 その後もカミュには打ち解けず、常に攻撃的に接するが、カジカに死が迫った時、ネックレスから【抵抗する痛み】に耐えて助けに出現した。

 カジカがなぶられ続けてきた過去を垣間見て、亞夢の心に何かが響いたのは確かである。


 それからは亞夢はカミュの危機に際し、積極的に助けに動くようになっているようであるが、その本心は知れない。


 格闘全般を得意とするが、特に接敵状態での絞め技、空中コンボが凶悪。

 カミュには遠慮なく仕掛けるようだが、【接敵】は相手を選ぶ? 詳細不明。



 特殊能力) 【瘴気拡散レベル5】 【上位索敵妨害】 【影踏み】 【部下召喚】




 ■ 彩葉 盾を選んだ才色兼備の戦乙女


「身だしなみをきりりっと整えると、心も引き締まりますよね。私はそれが好きなのです」


 年齢・性別)19歳 女性 

 レベル) 72 

 職業) 高貴なる治癒盾ノーブルストライカー

 出身サーバー) 第3サーバー


 身体的特徴)


 胸元までの黒髪に黒い瞳。容姿端麗、才色兼備。

 ちなみに、髪を少し長くしたくらいで、ほぼリアルそのままの姿でINしている。


 当然のように、男からの告白が絶えない。

【也唯一】クエストをクリアし、【遺物級】の防具一式『皇帝ユーグラスセット』を手に入れている。

 鎧には類まれな【中位持続回復】の効果がある。


 ストーリー)

 デスゲーム化して世界がパニックになった際、ギルド資産をなげうって混沌とした初期村を駆け回り、初心者たちを救済した中心的プレイヤー。

 ギルド『乙女の祈り』のリーダーで、ノヴァスと行動を共にすることが多い。


 一時、ミハルネとの交際が噂されたが、ただのデマで彩葉に全くその気はない。


 主人公とは初期村で出会い、カジカとなっている主人公が持っていた召喚獣に畏怖し、只者ではないことに気づいている。

 不思議に思い、実は裏でいろいろとカジカのことを調べているが、わからなかった。


 エブスとカジカが決闘すると聞いた場面で、もしノヴァスが止めなければ、彩葉が止めに入るシーンになっている。


 アルカナボス【女教皇】戦で、盾職でありながら火力職のアルマデルに守られ、結果的に命を救われ、あまりの感激に恋におちる。


 正統派ヒロインでありながら、やきもちを焼いて、信じられないようなことをしてしまう場面も(少々過激な描写のため、近況ノートに移動。なろうBANの原因となったシーン)


 明かせぬ正体連載中の記念イベントでは、ノヴァスとともに司会を務めてきた実績がある。



 ■ エメラルド


 年齢・性別)30歳 女性 既婚。

 レベル)58 

 職業) 回復系職業

 身体的特徴) 腰まである深緑色の髪をゆるく一本に縛り、前髪はリーゼント風。

 顔は全体的に彫りが浅く、眼が細く釣り上がる東洋系の顔立ち。


 ストーリー)

『女教皇』討伐隊のコントロールタワーで、二度の失敗を経て3回目。


 他者の魔力を回復させる〈魔力回復リチャージ〉という魔法が使えることから、パーティ全体を見ることが多く、戦闘のコントロールに長けており、ボス討伐のリーダー抜擢となった。


 性格はなにかとサバサバしている。

 リアルで既婚で、夫も【ザ・ディスティニー】に囚われているが、うまくいっておらず、実は良い男性を探しているところ。


【遺物級】忘却のローブ一式を装備。

 チャイナドレス風。セット効果でモンスターのヘイトを低下させる効果を持つ。 



 ■ 聖奈


 年齢・性別) 20代女性


 レベル)64 

 職業) 大司教アークビショップ

 

 高い魔力を買われ、『女教皇』討伐隊のメインヒーラー役になっていた。


 挙式準備中で、無人島に二人で行って、大きな木の下でギリルと誓いのキスをするのが楽しみだった。

【女教皇】が召喚した大量の配下に恋人のギリルが囲まれたことで、ヘイトが安定する前にヒールを飛ばしてしまい、殺されてしまう。


 のちに【プリマテアル・バンシー】となってその場に漂っていたところを、カミュに浄化される。



 ■ 詩織 笑顔の裏で暗躍する怪盗少女


「いらっしゃいなー! あ、カミュ! こっちこっちー」


 年齢・性別) 14歳 少女


 レベル)69

 職業) 死の追跡者デスストーカー

 出身サーバー) 第2サーバー


 身体的特徴)


 肩までのアカジュー(焦げ茶色)のストレート バイト中はポニーテールにする。

 なで肩で、お尻が衣服の下で存在感がある(大きいと言うと怒られる)

 眼の色もアカジューで、照れると髪で顔を隠したがる癖がある。


 ストーリー)


 普段は情報集めのため酒場で働き、暮夜は怪盗として暗躍する、石川五右衛門を地で行く少女。

 料理が好きで、女の決め手は料理だと思っている。


 主人公とは異性でありながら唯一無二の親友で、見つめ合えば分かり合えるぐらい深い仲だった。

 年齢差の関係で、それ以上にならぬよう、どちらからともなくひいた一線があり、2年以上、その線を越えないように互いが互いを配慮している。


 が、デスゲーム化し、再会した後の詩織は、もうカミュを完全に恋愛対象として見ているような。


 デスゲーム化する前はカミュと時間を合わせてINし、共に行動することが多かった。

 デスゲーム化してからはカミュを探すが見つからず、ほかの女性と一緒になったのだと勝手に想像していた。


 半年すぎ、店を訪れた巨体の男(カジカ)を蛇の襲来から守ろうとするエピソードで再会。

 唯一、カミュ、カジカ、アルマデルの秘密を知っている少女。


【|姿隠し(ハイド)】を延長できるアイテムをカミュからもらっている。

 アビリティ覚醒が進んでおり、上級精錬石レベル(第九位階)をすでに終了している。


 ノヴァスと口論するシーンが数回あるが、見た目とは裏腹に、詩織の方が断然強いので注意。

 なんなら彩葉にも勝つかもしれない。


 14歳とは思えない奥ゆかしさがある上にゲーム内ではお酒をたしなむが、リアルは本当に14歳の少女。




 ■ シルエラ 不運な銀髪の魔術師


「午後イチ現国? それマジで寝る」


 年齢・性別) 18歳 少女 


 レベル 登場時 1 その後上がり、第3部では60 

 職業 古代遺魔術師エンシェントテイラー


 出身サーバー 第1サーバー(INしたて)


 身体的特徴)

 銀髪に瞳孔のわからない銀色の虹彩

 髪型 肩甲骨の下ぐらいまでのストレートロング。前髪を分けておでこを出している。


 ストーリー)


 デスゲーム化する日に初めてログインし、なにも知らぬままゲーム内に囚われてしまった、かわいそうな少女。

 カジカの状態の主人公に出会い、ゲームの基礎を一から教えてもらう。

 リンデルにクエストを手伝ってもらっている間に恋に落ち、カジカの元を無言で去る。


 このあたりのシルエラの行動の理由は、第三部で明らかになる。

 多数の男性読者から膨大な批判が殺到しているものの、女性読者からはそれ以上の擁護するメッセージ「許してあげて」「しかたない」「つーか当然じゃん死ぬし」「冷え性なめんな」などが作者に寄せられている。


 その後は『乙女の祈り』に在籍し活動、しばらくして脱退。


 リンデルとともにピーチメルバ王国軍に在籍、「禁軍百武将」 の一員となる。

 読書好きで、ひとりで本を読むのが幸せな時間の使い方だと思っている。


 時々身勝手に休暇をとる。


 食事は一日4回。

 なにげに体育会系のノリがあり、「はい」「わかりました」「すみません」以外は言うなと強要するシーンもある。


 「月経前症候群」があり、夜、悪夢にうなされて叫んだり泣いたりすることがある。


 最新装備はS級装備『サリバンの願いのローブ』。

 黒で縁取られたフード付きの灰色のローブで、所々赤で下位古代語が刻まれており、【詠唱加速】が付随する。



 ■ ノヴァス 規律を重んじる亜麻髪の乙女


「自分が正しいと信じる道なら、たとえ一人でも私は進む」


 年齢・性別) 19歳 女性 


 レベル 45(登場時) 

 職業 |剣使い(ソードマスター) → 侍になる予定だがまだ決まっていない

 出身サーバー) 第3サーバー


 身体的特徴)


 初期は重鎧を着こみ、顔の隠れる重兜をかぶっている。

 ブス、との噂が立っているが、金髪碧眼で彩葉曰く、顔もスタイルもいい人。

 髪は肩のところで外巻きにカールしているので、背にはかからない。


 正装の際は髪を結い上げることが多い。


 実はリアルも金髪碧眼のお嬢様大学生で、宮殿のような自宅で堅苦しい生活を強いられている。

 ゲーム内は羽を伸ばせる嬉しさもあり、積極的に他人に関わり、役立とうとしている。


 ストーリー)


 ギルド『乙女の祈り』の構成員で、ゲーム中、彩葉と仲良くなり、よく行動を共にしていた。

 デスゲーム化した折、混沌とした初期村を彩葉とともに駆け回り、初心者たちを救済した。

 責任感が強く、同盟となったギルド『KAZU』の連中とともに初期村の警備にあたる。


 いつからかカジカを気にかけるようになり、毎日かかさず様子を見ていた。


 ウルフと戦うカジカを見つけて観察し救出した際、エブスとともにカジカをつい嘲笑ってしまう。

 その後ルミナレスカカオで改めて出会った時に真摯に謝罪するが、詩織の介入もあり、きちんと話をさせてもらえない。


 エブスとカジカが決闘することになった際には、カジカを助けようと東奔西走し、思いやり深いエピソードをいくつも披露する。


 また、その折にカジカとファーストキスの約束をし、会えなくなった後もずっと守っている一途さが描かれている。

 それだけに、後日アルマデルに事故で唇を奪われると、死ぬほど憎むようになる。


 アルカナボス戦終了後、彩葉とキスしているアルマデルを見て過去と重なり、本気で剣を振るう。

 弱くて卑怯者だと思っていたアルマデルがカミュであることを知り、戸惑うが、結果的には憎しみが勝った状態で四部突入。


 カジカとアルマデルがつながっていることはもちろん知らないが、第四部で再びメインヒロインとして登場。

 果たして……?


 やけに描写が丁寧なため、作者はノヴァスが一番好きなのでは、という噂がある。



 ■ ポッケ 無垢なる小さき大司教


「ボクはいつも、戦いなんかなくなることを望んでいるんでし」


 年齢・性別) 10歳 少女


 レベル) 不明

 職業) 大司教アークビショップ

 出身サーバー) 第4サーバー


 身体的特徴)


 ふたつ三つ編みにされた蒼い髪。背は年齢相応に小さい。

 蒼穹と白のゴスロリ服 S級装備「風鈴のローブ」を着ている。

 胸はないわけではないが、あるとも言えない。


 ストーリー)


「禁軍百武将」の一員で回復職ヒーラーとしての能力が高く、先陣ドリームチームに選ばれた少女。

 戦うのは好きではなく、川縁でぼんやり座っていたいと思っている。

 整った顔よりも面白い顔を眺めるのが好き。


 くまさんパンツが勝負パンツ。


 案外にませており、男性に興味津々。

 いつ来るかわからない勝負の日のために、下着セットを複数用意してスタンバっている。


 回復職ヒーラーなだけあって、暴力は嫌い。

 しかし本気でむかつくと、相手の目を狙う習性がある。


 まだ幼い顔立ちだが、整い方が半端ではない。



 ■ リフィテル 民に嫌われた死を穢す皇女


「いつだって前を向いていなよ。後ろはアタシが守ってやるからさ」


 年齢・性別) 22歳 女性


 レベル) 不明

 職業) 死霊魔術師ネクロマンサー

 出身サーバー) なし NPC


 身体的特徴)


 胸までの鳶色の内巻き髪に鳶色の瞳。

 色白で胸が大きい(ヒロイン中NO1)が、本人は自覚していない。


 ストーリー)


 サカキハヤテ皇国第二皇女。

 NPCでありながら、召喚魔法の一部門たる死霊魔術ネクロマンシーを操る魔術師。

 さらになぜかアイテムボックスまで持っている不思議な存在。

 22年生きてきて、3回しか城下町の外に出たことがない。


 まだこの歳だが、帝王学、女王学を学び、国を背負う覚悟はできている。


 プレイヤーと呼ばれる、能力値の高い人間たちの存在を知っていて、どういうものかはおおよそ理解している。


 圧政・拷問を行ってきた父、そして第一皇子を嫌い、自身は姿を隠してひとりパンを配って歩いていた。

 国を担うようになってからは拷問の一切を排除し、真摯に民の声に耳を傾けている。


 死んだ新王のふりをしてグリンガム王国へ出た折、帰り道に山賊に襲われ、危機的場面でアルマデルに助けられる。

 部下のセインからアルマデルの圧倒的な強さを聞かされ、国をあげて探すが見つからなかった。


 カジカ、アルマデルの両方に会っており、その頬に同じ傷があることを覚えていたため、カミュの正体に近づくことになる。


 ピーチメルバ王国の襲撃を撥ね退けた後は、数多くのプレイヤーを味方につけ、国を再建する。


 特殊能力 【真なる目】 【アイテムボックス】




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