君に幸あれ

私には君がいなくちゃダメなんだ

今まで支えてくれた君が

それでも自分で決断したなら

反対したくない

複雑な思い絡め合って

彼女の心守りたくて

自分の心を偽って

「いつまでも待ってる」

なんて台詞セリフを吐いた

笑顔を浮かべながら

どこかで涙を流していた

それでも友達なら

応援したくなるでしょう?

本当の友情を教えてくれた

世界で一番の友達

どんな時だってそばに寄り添って

優しくしてくれた君だった


今まで知らなかった悲しみを

今ここで知ることになった

今まで知らなかった寂しさを

今ここで知ることになった

なにもかも教えてくれた君が

最後の儚さを教えてくれた

いつか戻る日を願いながら

「君に幸あれ」

遠ざかる後ろ姿にただ叫んでいた

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る