2-18 郡空の真実
私、郡空はごくごく普通の少女だった。優しい両親に恵まれ、大切な友人達もいる。その幸せが当たり前だと思うのは、かなり傲慢な事なのかもしれない。だけど、私は幸せだった。勿論、多少のいざこざはあったけど、そんな事が些細になるくらい、本当に幸せだったのだ。
そんな日常が、ずっと続くんだって。多少変化はあれど、それでも幸せは終わらないんだって。
……そう、思っていたのだ。
だけど、そんな私の日常は、高校に入ると同時に脆く崩れ去った。
何の前触れもなく、小学生の頃から仲が良かった友人達が、一斉に私に『敵意』を向けてきたのだ。それまで多少喧嘩することはあれど、仲違いするほどのことはなかったのに。それなのに、急に親の仇を見るが如く、私に冷たい視線を浴びせてきたのだ。
「どうして……? なんで……ッ! なんでなのさッ! 理由を教えてよッ!」
ある日、私はそれに耐えきれなくなり、クラスメイトの目も気にせず、友人達にそう問いかけた。私の叫びは教室全体に響き渡り、クラス中の注目を浴びる。普段の私だったら、恥ずかしくて俯いてしまっていただろう。しかし、どうしても我慢できなかったのだ。大切な友達を傷つけてしまっていたのなら、謝りたい。謝って、仲直りして、また友人に戻りたいのだ。
そう思い、私は羞恥心をかなぐり捨てて、真っ直ぐ友人達を見つめる。
────けれど、私の叫びは彼女達に届くことはなかった。
「……はぁ? きも。あのさ、前から思ってたんだけど、あんたのそういう、いい子ちゃんなとこ……だいっきらいだったのよッ!」
彼女達を代表するように、昔からの友人だった
そして、そのやり取りの後、私へ向けられる敵意が……明確な虐めへと変わったのだ。
靴を隠されるのは日常茶飯事。机に花が置かれていることもあったし、物を壊されることもしょっちゅうだった。勿論口もきいてくれないし、目が合っても、向けられるのは軽蔑の眼差しだけだ。一度、先生に相談しようとしたこともあった。
────けれど、怖かったのだ。
認めてしまうのが。奈緒美達に嫌われているなんて。……虐められているなんて。絶対、認めたくなかったのだ。認めてしまったら、もう二度と、仲良くなれない気がして。
けれど、私は日に日に憔悴していき、うまく笑えない日が増えてきた。そんな私を見かねてか、ある日、塾の講師である
「おい、郡。ちょっといいか? ……おまえ、なんか最近顔色悪いぞ。なんかあったのか?」
「え……? あ……えっと……」
戸倉先生の唐突な心配に、私は困惑する。うまく隠し通せているつもりだったし、明るく振る舞っているつもりだったのだ。だけど、それも一年と持たず剥がれてしまう程度の仮面だった。不安や焦りが脳内を占め、うまく言葉を続けられない。早く……早くしないと不審に思われちゃう……ッ!
だけど既に時遅く。無言でいる私を見て、戸倉先生は深くため息をつき、乱暴に右手で自分の頭を乱暴に掻いた。
「はぁぁぁぁ。まっ。言いにくいわな。たかが塾の講師にプライベートな事なんて。けどな? 俺はお前の事、大事な生徒だって思ってる。だから……よければ話してくれねぇか?」
とても優しい口調とは言い難かったけど、どこか安心できるような声色で、私に声を掛けてくれた先生。そんな先生に、私は罪悪感を覚えながら、無理やり口元に笑みを張り付け、言葉を紡いだ。
「あはは。ありがとうございます。実は、ちょっと学校の友達と
────嘘は、ついていないはずだ。そうだ、あれは虐めなんかじゃない。ただの喧嘩なんだ……ッ。そう強く自分に言い聞かせて、私は作り笑顔で戸倉先生を見やった。
「……そうか。わかった。だけど、辛くなったり、一人で抱えきれなくなったら、俺に相談してくれ。絶対、力になるから」
「はい、その時は、お願いします。えっと……では、失礼します」
戸倉先生はどこか納得いかない表情を浮かべていたが、深くは追及してこなかった。
これが、最初に戸倉先生が私を気にかけてくれた時の記憶だ。この後も、何度も私を心配して声を掛けてくれた。けれど、私はついぞ先生に悩みを打ち明けることは出来なかったのだ。
自分が信じたくないっていうのも、確かにあった。けれどそれより、自分で何とかしなきゃという使命感が強かったせいかもしれない。戸倉先生を信頼していなかったわけではないのだが、どうしても打ち明けられなかった。
だけど、そんな強がりな私にも、限界はあるようで。高校一年の三月頭。私はついに心が折れてしまった。
知り合いに見られない、人気の全くない公園の公衆トイレで、一人、泣き出してしまったのだ。しかも、塾をさぼって。普段なら、絶対そんな事はしない。けど、どうしても我慢できなかったのだ。だから、誰にも見られないところで泣きたかった。
────そう、
「おぉーい、誰かいるのー? もしかして、閉じ込められちゃった?」
唐突に、知らない女性の声が扉の前から聞こえてきたのだ。私は泣いていた声をすぐに引っ込めて、口を押える。
嘘、誰かに聞かれたの……!? かなり恥ずかしいッ! どうしよう? 黙っているべき?
「あれ、おっかしーな。おぉーい、大丈夫? 聞こえてますかー!」
私の困惑をよそに、女性は私に声を掛け続ける。その声色は、本気で私を案じてくれているようで。黙っているのが途端に申し訳なくなった。
「……あの、すみません。うるさくしちゃって……。私は大丈夫ですので、お構いなく……」
「あ! よかったぁ。ねぇ、なんで泣いてたの? 嫌なことあった? それとも痛いことがあった?」
そして、私は罪悪感に耐えきれなくなり、絞り出すように、女性に声を掛けた。すると女性は安堵のため息を吐いた後、次々に私に質問を投げかけてきたのだ。
……私、お構いなくって言ったんだけどなぁ。
私が返答に困っていると、少し遠くから、またしても見知らぬ男性の声が私の耳に届いた。
「さくちゃん。ちょっとがっつきすぎ。突然知らない人からそんな心配されて、ホイホイ答える人そういないよ?」
「えぇ!? ごめんっ! そうだよね! びっくりしちゃったよね!? 私、西連寺桜っ! もう一人は東雲×××! あ、大丈夫だよ? 一応女子トイレだし、×××はトイレ入ってきてないから!」
「いや、名乗ればいいって問題じゃなくってね……? あとそのフォロー逆にフォローになってないから……」
桜、と名乗った女性は努めて明るく、私の心の闇を解くように、優しく声を掛けてくれる。東雲さんという方も、西連寺さんの言動に呆れてはいるものの、その声色は優しかった。
西連寺さんの天真爛漫さ故かもしれないけど、私は彼女達を特に警戒することも出来ず、二人の会話を静かに聴いていた。
「はーあ。さくちゃんがもっとまともな対応してくれてたら、俺話しかけなくてもよかったんだけどなぁ。これじゃあ俺、変態みたいじゃん」
「えぇ!? ×××は変態じゃないよ!? 多分!」
「いや、多分て……。フォローする気あるのかないのか……。っと、ごめん。俺らだけで会話しちゃってるけど、そこの人も大丈夫?」
「ふぇっ!? ふぁっ、ふぁい!」
唐突に話題を自分に戻されて、私は素っ頓狂な返事を返してしまった。恥ずかしい……! 今すぐ空気と同化して消えてしまいたい……っ!
「ひえっ! めちゃんこ可愛い! ねぇねぇ、ちょっとお話ししよーよ! そしたら元気になるかもしれないし!」
「さくちゃん……。いま六時近くだよ? 俺はともかく、さくちゃんはそろそろ帰らないとまさ兄に怒られるよ?」
「うぐっ。だって、泣いてる女の人を放っておくなんて、私にはできないよ!」
……どうして。なんで? 全く見知らぬ、赤の他人であるはずの私を、ここまで気にかけるんだろう……。
私は西連寺さんの真意がわからずに、眉を顰める。
人を信じるのが怖い。どんなにいい人だって、腹の内では奈緒美みたいに、私を嫌っているかもしれない……ッ。
そんな暗い考えが私の中で渦巻き、またしても私は沈黙してしまっていた。
「はー。わかった。さくちゃんの好きにしなよ」
「よっしゃー! えっへへ。じゃあ、かわいこちゃん! 私と密談? しやしょうぜー!」
「……選択肢誤ったかな?」
私が一人欝々と考えている間に、二人の中で話し合いがついたのか、かなりテンション高めな様子で西連寺さんが私に声を掛けてきた。
どうしよう? 正直怖い。けど、だけど……。
「なんで泣いてたかわかんないけどさ。一人で泣いてるより、誰かと一緒に居る方が絶対楽しいよ! 君が良ければ、なんだけどさ?」
「ッ! わた、し……は……」
だけど、だけど私はッ!
「わた……私も、一人は嫌ぁ……ッ! 本当は助けてほしかったッ! 苦しかったッ! でも、私が悪いんだって……一人でなんとかしなきゃってッ! うわぁぁぁぁぁぁんッ!」
堰を切ったように、私は見知らぬ人の前で大泣きをしてしまった。普通の人ならドン引きするほどの、大きな声で。だけど、西連寺さんはそんな私を笑うことなく、優しく声を掛けてくれた。
「うん、辛かったね。ごめん、助けられなくて。大丈夫。みんなのヒーロー、西連寺桜ちゃんが来たからには! 絶対君を助けるよ」
何の根拠もない、全く見知らぬ人の励ましだった。いつもなら、心に響かなかっただろう薄っぺらい言葉だった。けど今は違う。それほど私の心が弱っていたのもあったのだろうけど……。
────それより、彼女の言葉が、声色が。あまりにも澄んでいたのだ。
もう、一人じゃないんだって。大丈夫なんだって。そう思わせる程の力強い言葉で、私に語り掛けてくれた。
「あり……が……とう……ッ。もう……大丈夫。私、もう負けない。逃げないよ。貴方に勇気をもらったから。だから、私、戦うよ」
「おぉ! すごいや! 君は頑張り屋さんなんだね。わかった。でも、どうしても助けが欲しいときは、いつでも言って! 私は池袋にある
「……一件落着、かな? さくちゃんの無鉄砲な行動も、たまには実を結ぶんだね。あ、一応俺もちゃんと自己紹介するね。さくちゃんと同じ杜丘高校一年の東雲×××。俺も一応、顔は広い方だからさ。いつでも頼ってくれていいよ。乗り掛かった船だし」
力強く、西連寺さんと東雲さんは、再び私に自己紹介をしてくれた。こんな見ず知らずの、自己紹介もしない私に。私はそこまでしてくれる二人に、心から感謝した。
本当は、この扉を開けて、二人に自己紹介がしたい。でも、今の私にそんな資格なんてないのだ。きちんと自分の手でこの件を片付けて、それでようやく二人と肩を並べて歩けるんだから。
「……いつか、必ずお礼しに行きます。その時、改めて名乗らせてください。私、絶対お二人に会いに行きますから……ッ!」
「えへへ、待ってるよ。その時は友達になろうね!」
「~~~~~ッ! はいッ!」
あぁ、そうだ。私は
でも、どうして私は間違えていた? 桜を、東雲君を、どうして忘れていたの? それに、戸倉先生だってどうして忘れて……。
────戸倉……? 戸倉……柊夜。そうだ。彼だ。彼が私の記憶を狂わせたんだ……ッ!
あの後……私は桜達が去った後、さぼっていた塾へと走って、戸倉先生に会いに行ったのだ。ずっと心配してくれていた先生に、ちゃんと宣言しておきたかったから。
そして塾に着く頃には既に七時を回っており、私は初めて、無断で塾をさぼってしまった。まぁ、そもそも今日は行くつもりなかったし、当然と言えば当然なんだけど……。
「郡ッ!? おまえ今日どうしたんだ……ってか目が赤いな!? もしかして泣いていたのか!?」
私が塾に入る前に息を整えながら考え事をしていると、焦った様子の戸倉先生が私の目の前に現れた。そして矢継ぎ早に私を質問攻めにする。そんな戸倉先生の質問に、私はしっかり息を整えてから返答した。
「はぁ……はぁ……。へへ。そう、なんですけど……。もう、大丈夫、ですっ! ご心配おかけてしてすみません。私、きちんと親に相談して、もう終わりにします。……今まで、本当にご迷惑おかけしました。私、ちゃんと戦います!」
虐めの事、本当は伝えた方がいいんだろうけど……。でも、一番に相談するのは両親がいい。いつも私を助けてくれた大好きな二人。二人を差し置いて、先に戸倉先生に相談は出来なかった。
「……よくわからんが、分かった。なんか……一皮むけたんだな。後、迷惑かけたなんて言うな。結局、俺はお前に何もしてやれなかったんだから……」
「そんな……! 戸倉先生はずっと私を気にかけてくれてましたよ! 私が臆病だっただけです! 声を掛けてくれて、すっごく嬉しかったんですから!」
私の曖昧な宣言に、戸倉先生は少し悔しげに眉を顰め、自分を責めるような言葉を紡ぐ。そんな戸倉先生の言葉に、私はすかさず反論し、力強く先生を見つめる。
本当に、戸倉先生には感謝していたのだ。今まで耐えられていたのだって、先生がいたからなのだから。
そんな私を見てか、戸倉先生は少し目を見開き、驚いたような顔をした後、ゆっくりと口を開いた。
「郡……。ありがとな。そっか。俺の行動も、無駄じゃなかったのか……。俺はお前の事、応援してるから。なんか困ったことがあれば、今度こそ頼ってくれよ?」
「はいっ! 本当に、ありがとうございます!」
戸倉先生と話した後、私は急いで家へ帰り、両親に虐めのことを全て話した。両親は私の話を静かに聞いてくれ、時々しゃくりあげる私の背を、優しく撫でてくれる。そしてすべて聞き終えるとお父さんが優しい声色で言葉をかけてくれた。
「そうか。お前が一人でなにかを頑張っていることは気付いていたが……。まさか、そんなことになっているとはね。話してくれてありがとう。……それで、空はどうしたいんだい?」
そんなお父さんの優しい言葉に、私は再び流れ出しそうな涙をグッと堪え、ゆっくり口を開く。
「あの……ね。私、転校……したい。行きたいところがあるの……ッ! 私、杜丘高校に行きたい! 虐めの事は、公にはしない。したって、意味ないもん。一応友達だったし、あんまり大事にしたくないの……」
「わかった。空がそう言うなら、すぐにでも転入手続きをしよう。……今までよく頑張ったね。もう、大丈夫だよ。転入するまでは、学校を欠席にしよう」
「お父さん……ッ!」
「まったく! 誰に似たのか。ここまで我慢する必要なんてないのよ? 頑張ることは勿論大切だけど、空はやり過ぎなのよ。今度から、こんなに思いつめる前に私達に相談する事。いい?」
「お、お母さん……ッ! う、うわぁぁぁぁぁぁんッ!」
心強いお父さんとお母さんの言葉に、私は再び堰を切ったように、涙があふれ出してきた。私、こんなに恵まれていたんだ……。私は一人じゃない。そう実感することができ、私はようやく安堵する事が出来たのだ。
それからは本当に平和だった。何もせずに家にいるのは申し訳なかったので、掃除や洗濯、料理など、両親の代わりにやることにしたのだ。
────けれど、その平穏は、再び崩れ去ってしまった。
「嘘だ……。嘘だ嘘だ嘘だッ! うわぁぁぁぁぁぁッ! お父さんッ! お母さんッ! どうして……なんで死んじゃったのさ……ッ!」
お父さんとお母さんが、転入を間近に控えた三月の終わり頃、通り魔に殺されたのだ。私は家で家事をしていて、
どうして、なんでこんなことになっちゃったの……? 私はただ、幸せになりたかっただけなのに……。
まだ、まだ思い出すべきことがある。最後の記憶……私がどうして桜達を忘れ、あんな人なんかを恩人だと思い込んでしまったのか。
「……あの、もしかして郡空……さん?」
そう……そうだ。私が両親のお墓の前で呆然と立ちすくんでいると、唐突に知らない人から声を掛けられたんだ。
「え……? どちら様……ですか?」
突然の出来事に、私はびっくりして身をすくませた。そんな私の反応に、声を掛けてきた男性は柔和な笑みを浮かべて近づいてくる。
「あぁ、ごめん。いきなりびっくりしたよね。僕の名前は戸倉柊夜。君のよく知る戸倉光輝の弟だよ」
「え……。戸倉先生の、弟さん……? でも、どうして先生の弟さんが一生徒でしかない私の名前を……?」
「あはは。兄さんは君の事を、ひどく気にしていたからね。……まぁ、そんなことより。実は君に会いに来たのは、伝えたいことがあっての事なんだ」
柊夜さんはそこまで言うと、柔和な笑みを消し、真剣な面持ちで私を見据えた。柊夜さんの変化に、私は思わず体を強張らせ、息を飲む。
「伝えたいこと……ですか?」
「……そう。君も、両親を亡くしたばかりで辛いとは思うけど、後々知るよりは、今知った方がいいと思って。────兄さん、戸倉光輝は、
「うぇ……? は……とおり……ま……? 先生……が……?」
────あぁ、そうだ。この言葉で、私は
「……辛いとは思う。けど───」
「うわぁぁぁぁぁぁッ! どうしてッ!? なんでこうなるのさッ!? 私はただ、普通に生きていたかっただけなのに……ッ! う……くっ……あぁ……ッ!」
辛い、憎い、悲しい、死にたい、殺してやる。様々な負の感情が入り混じって、私はその場に膝をつき、泣き崩れた。そんな私を優しく慰めるように、戸倉柊夜と名乗った男は、私を抱き寄せる。普段の私なら、初対面の男性にそんなことさせない。けれど、そんな当たり前のことすら出来ないほど、私は憔悴しきっていた。
「あぁ、可哀想に。辛いんだね。苦しいんだね? 大丈夫。もうそんな思い、しなくていいんだよ。さぁ、僕の目を見て。すべてを忘れよう。書き換えよう。君の心は、壊れてはいけない。君は
楽になれると、忘れられるとの甘言に、私は流されてしまったんだ。すべては私の心の弱さが招いた、自業自得な結末。
私は彼の目を見て、そして……書き換えられた。
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