ラストマジック

@mono_00_

重大任務

宇宙の彼方ある惑星に二人の人物が夕飯の準備をしている。

『この旅でほんとうに終わるんだな』『あぁ俺たちが成功すればな』

『大丈夫だ、きっとこの巻物があれば偉大な魔術師ゼータ様に作ってもらったんだ』

『そうだな、これを暗黒帝にぶつければな』

『うん、よし今は腹ごしらえだ食材を取ってくる』『あぁ気を付けてな』

各々の作業に移る

??『別行動を確認』

_

『おっこれは食べられるぞ』

食材を集め戻ろうとすると物陰で音がした

『大物か、最後に捕まえていこうか』

しかし現れたのはダークマター変異種だった

『うそだろ、、』あまりの事態に一瞬固まる

『逃げろ、ザーザー』『えっ』

通信が切れてしまった、迷わず動き出した

『はぁはぁここまでか、あいつだけでも任務を遂行してくれるだろう、』空を見上げる

『なにしてんだ』

『ばか、なにしてんだはお前だ、逃げろって言ったろ』『あぁ聞いた』『なら』『でもな俺はお前を置いてはいけなかった、それとこんな所にダークマター変異種がいるってのもおかしな話だ、たぶんこの任務ことは相手方にバレてると考えていいだろう』

『だとしてもだ、巻物さえ無事ならまだチャンスはあったはずだ』

『そうだな、けど俺はここでお前を救えなかったことを一生後悔するになる、俺は後悔する生き方はしない』

『術式展開!!』

ダークマター変異種はその一撃で倒れ、二人は母星へと帰路についたのだった

もちろん栄養の凱旋ではなく、また一から作戦を練らなくてはならなくなった

そしてあいつは全部自分が独断でやったことだと本部に説明したそうだ

俺は重傷を負いしばらくの間入院を余儀なくされた、そしていつの間にかあいつは宇宙の闇の中に消えてしまっていた


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ラストマジック @mono_00_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る