#92
「うわぁぁぁッ死ぬぅぅぅ! 誰か止めてくれぇぇぇッ!」
「わぁぁぁすごいすごいっ!」
二人が今
ミックスたちは、
天気は今日も雨だったが、
さらに
今日は
「つぎはあれのりたい!」
サービスは初めて来たアミューズメント施設に大はしゃぎだ。
それはジャズやニコも同じだったようで、サービスに負けじと楽しそうにしている。
ジャズは軍人とはいってもまだ十五歳の少女。
ニコは
そんな
「コーヒーカップか、いいわね。ほらミックス、いつまでもへばってないで
「……もうちょっとだけ休ませてよぉ」
だが、ミックスだけは
彼は
それでもミックスも
すでに朝から数時間アトラクションに乗りっぱなしだったためか、ミックスはグッタリと
「まったくだらしないわね、たかが乗り物ぐらいで」
「うぅ……
さすがにこれ以上はまずいと思ったのか。
ジャズはサービスに声をかけ、少し早いが
サービスは少し
サービスの
そこには
その先には、店員であるドローンがメニュー
ジャズがその調理用機材を見て口を開く。
「へぇ、オートデッシュって
彼女がいったオートデッシュとは、
本体にカードリッジをはめ
帝国ではどの
ジャズが料理をろくに作れないのは、このオートデッシュのせいともいえる。
ストリング帝国では、
それからミックスたちは、
テーブルに
「うそ……おいしい……」
チキンバスケットのフライドポテトを口したジャズが
彼女が
ストリング帝国のオートデッシュは、
ジャズが味
しかし、この売店のオートデッシュはまるで人が作ったかのような味がある。
ジャズはそのことに
「うん、でも、みっくすがつくったほうがおいしい」
「ハハハ、ありがとうサービス」
サービスも味に
どうやら彼女はミックスの作る料理のほうが好きなようだ。
それを聞き、ジャズもサービスと同じことを思っていたが。
彼女はミックスにそのことを言えず、
「うん? あれジャズ。なんか
「別に……怒ってないわよ」
ジャズの
ニコはそんな二人を見るとメェーと小さくため
きっと
そんな電気羊を見たサービスは、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます