#18
アリアは、フラフラと立ち上がって来るミックスへ
「わかりませんね。あなたがいくらジャズちゃんの
「ジャズが国へ帰るからって、そんなの
ミックスはしっかりと立ち上がり、アリアへ向かって
「わからないんなら
アリアが
むしろ先ほどよりも
「それよりも、なんで話し合わないんだよ!? キミと、ジャズと、そのヘルキャットって子で、もっとお
「だから……先ほど言いましたよね……。あなたになにがわかるんですかッ!?」
ミックスの言葉に
それはもう
ミックスがこれ以上なにも言えないようにしているだけだった。
すでに
その
このままではミックスが
「アリア、そこまでよッ!」
受け身を取った彼女がそこで見た人物とは――。
「ジャ、ジャズちゃんッ!?」
サイドテールの少女――ジャズ·スクワイアだった。
「どうしてあなたがここにいるんですかッ!? あのアパートにいたはずじゃッ!?」
「なにかあったときのために、そいつに
アリアは
自分のミスでジャズに見つかってしまった。
この場で戦うにしても逃げるにしても、
そう考えていたアリアだったが、ジャズは彼女へ向かってそっと手を
「アリア……。そいつの言う通りとは言わないけど。あたしたち……もっと話し合わないといけなかったとは思うんだ……」
ジャズは
「あたしも悪かったよ。二人のこと
「ジャズちゃん……」
アリアが出された手を見ていると、二人の
「少年一人
「ヘルキャット!? それと……ど、どうしてあなたがッ!?」
ジャズは
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