第10話 お仕置き 後編

ミリアは1歳年上のお姉さんだ。彼女は剣聖の称号を持つSランク冒険者で魔王討伐パーティーの元同僚だ。凛とした気品を持ちながらも、俺には緩く優しい一面を見せてくれている。とある一面さえなければまさに理想の女性なのだが……。


「じゃあレイ君、シよっか?」

淫らな雰囲気を一瞬にして醸し出す。


ここまでは全然いいのだ、問題はここからなのだ。


「レイ君、いやご主人様ぁ、どうか私を縛り付けてその硬くて黒光りしたモノでお仕置きしてください。」

ドMじゃなければいいんだけどなぁ……。一応言われたとおりに全身動けないように縛っていく。


「あぁ…私の大事なところがご主人様に見られてる……はぁ…ハァ。」

それにこの見られることで興奮するというのもなければいいんだけどなぁ。でも今日はまだましなほうだ。ミリアは無理やりされるのも好きで、前に頭を押さえつけて無理やり口を使って出してって言われた時は心が痛んだ。俺はそういう相手が苦しそうなのは嫌な人間なので全然嬉しくなかった。さらにこの縛りはまだしも、鞭で打ってほしいとか、尿をかけてほしいとか……本当に異常だ。そういう性癖なんだろうけど俺にはつらい。


「ご主人さまぁ、はやくお仕置き棒入れて私の体を使って自慰してください……。」


結局彼女の流れを汲んでひたすら行為に及ぶ。


「ミリア、、もうそろそろ出るっ……」


「はい♡出してください♡ご主人様のお仕置きザーメン、いっぱいください♡」


「うっ……。」


「ああっ…きてるっ、どぷどぷって、私の一番大事なところにきてるぅ♡」


ミリアの中に大量に出した後、いきなり咥えられる。

「レイド……もう待てないぃ……私にもコレちょーだい♡」


そこからの意識は無かった。



夜が明けて気づいた時には朝と昼の間の時間だった。

二人はすやすやとねているものの、股からは大量の白濁液が溢れ出しており、よく生きていたな……俺と自分に感心した。


三人で起きて依頼完了の手続きをして、王城へと向かう。


「独自魔法、白狼の俊足」

行と同じように戻ろうとするが、二人を置いて行って良いものかと悩んでいると、


「ん?大丈夫よ?私達も早く移動する手段あるから。」


心配は杞憂だったようでなんなら二人のほうが早く着く結果になった。


王都に戻ってきて王城に向かうと王城内ではあわただしそうに沢山の人が行き来していた。


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