殺し屋として生きる少女の唯一の楽しみは、パンケーキを食べること。少女は初めて来た平和な国で、喫茶店に入る。そこで相席を頼まれ、了承した。その相手が女言葉を使う男性だった。男性は独特な女言葉で、少女にスイーツを勧める。しかし少女はパンケーキにしか興味を持たない。
一転、研究者である男は、最愛の妹を亡くして悲しみに暮れていた。
少女と男の運命が交差する時、物語は大きく動き出す。
「出会いは世界を変える」を変えることはできるのか?
切なさが募りながらも、伏線が回収されてラストにたどり着く。
あっという間に読み切ってしまうスピード感も良かったです。
是非、御一読下さい。