第3話今回は二人で酒田へ
発病した時とは打って違い状況も良くなっていて、甥にも車の運転は出来たので交代しながらの運転で、二人とも思い出話をしながらの道中である。
甥親子だけの県営住宅での住まいで有り、彼は障碍者枠での仕事をして、私の姉は
パートで働いている。
完全に低所得者で有り家賃もそれなりに安いらしいが、その時代から気になって居た事が有ったが、私自身が新型コロナで無収入者になった今だからこそ言えるのだった。
当時の甥は中間安定期と言うような状態で、このまま酒田に返しても多分大丈夫だろうと思っていたものだ。
然し現実はそんなに甘くないのが統合失調症の厄介さである。
それから数度となく問題行動を起こしてしまったので有るが、その都度入院退院を繰り返し、最近はちょっと認識が弱そうである。
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