甘い紅茶はミルククラウンをつくる3
お昼を食べにいつもの中庭へと向かう。
いつもは静かな中庭も今日はお祭りということもあり賑わっていた。
「わ、人多いね……」
思わず之彦が声を上げる。
「だな……腹減ったけど食べれる場所が無さそうだ。別の場所に移動するか?」
標の提案に二人が頷く。
「お昼時ですもんね、これはどこも混んでそうです……」
ゆうきが苦笑いをする。
「あ、」
標が思わず声を上げた。
二人が標の方を見る。
「良い場所あるじゃねぇか」
二人がきょとん、と首傾げた。
標がにこり、と笑う。
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