二十五章 甘い紅茶はミルククラウンをつくる

アナタは光でした

アナタは自分を夜だと言うけれど

光なのです

暗い闇に照らす一筋の

淡い道筋でした

そんな道筋を

己は自らの手で消してしまったのです

赦して貰おうとは思っていません

貰えるとも思っていません

でも、

俺は

アナタに

己のことを

知っていてもらいたかった

ただ、それだけの事でした

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