第12話 通信販売のトラブル解消法
通信販売のトラブルが急増している。
以前は、洋服などのサイズが合わないとか、色が写真と違うといったものだったが、今は販売方法に問題がある。
例えば、商品を多く買えば値引きするという販売方法がある。だれもがこれだと思い「安くなるのなら買う」と購入を決める。ところが、定期購入という条件が付いている。
電話での購入の場合、氏名、住所、電話番号、年齢など、確認のたびに「はい」と言わせ、「定期購入ですね」もつられて「はい」と言うような催眠誘導をしている。
ある日突然、商品が届き、定期購入になっていると気がつく。
通信販売会社に問い合わせると、「商品を安くしたのは定期購入にしたからで、定期購入を止めるのなら、通常の料金を払え」と言われる。
これは、消費者を惑わす明らかな詐欺。
支払いは拒否し、「このやり方は損をする」と悪質な通信販売を止めさせる。
特に、高齢者が騙されやすいので、未成年には保護者の同意が必要なように、高齢者にも親族の同意が必要といった法整備をすればいい。
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