おまけ⑧ ジョセフ=バイコディン


 負け犬アベンジャー様作により旭が対決した相手。

 ジョセフにというよりステージギミックにやられた感じが強い。六人中でもっとも純粋な精神を宿していた旭が口達者なこの老人の相手だったのも不運としか言い様がなかった。

 一応退魔の家系としてその手の精神汚染や干渉にはある程度抵抗力があったはずの旭ですらこの有様だったことからして、音々の魔声による対抗も難しかったか。






 カ「適任者は間違いなく君だな、アル」

 ア「あ?命令するしか能が無いジジィ殺してもなんも面白くねェだろが」

 楓『その絶対的な命令に真っ向から逆らえるのが貴方だということでしょう。他は皆、逆らい切れない上位存在には抗えないですし、わたくしとてそれは同じこと。狂気を内包するまともでない貴方しかまともに相手できません』

 ア「褒めてるようでめちゃくちゃ貶してんなテメェ?」

 旭「まあまあ、言ってることは正しいから…。それはそれとして、なんでみんなマスクしてないの?」

 カ「…ん?」

 ア「は?」

 楓『何故…とは?』

 旭「いや、マスクしないと危ないでしょ?だってマスクをすれば安全なんだからマスクしないとマスクは絶対マスクがマスクでマスクマスクマスク!!」

 ア「やべぇまたバグったぞ!」

 カ「不味い、捕らえろ!特異家系が暴走すると冗談じゃない被害が出る!」

 楓『ほんとにあっちで何があったんです!?』

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