第57話 第三章 『護衛するのだぞ? 同居生活は当然であろう!』(16)
三人で手分けして結構な荷物を担いでアパートに向かいながら、彼女に尋ねる。
「なあ、どんなもの買ったんだ?」
「聞いてくれ!」
クレオは「待ってました」とばかりに、顔を輝かせて説明を始めた。
やっぱり女の子だよ、オシャレが嬉しいに決まっている。
「この時代には、女性の体形を維持するための機能的な『らんじぇりー』というものがいろいろあるのだな。とても感心したし、ほら! 素材も優れていて付け心地がいい」
その場でトップスをめくりあげてブラを見せそうになったので、横にいたセクメトナーメンが目を剥いて、慌てて制止した!
「ほら!」じゃねぇよ。
・・・危なかった・・・下腹部に血流が集中してしまうところだったぜ。
「下着は、とても色使いがかわいいのだ。ムネだってブラジャーでバストアップされてすごく大きく見えるし、ショーツを穿くと、性器も下側から覆われてスースーしないんだ! これを考えた奴は天才だな」
いや、おまえの場合、ブラが無くとも『すごく大きい』だろ・・・。
っていうか、美女が簡単に『性器』言うな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます