4月1日
彼が喋るたび、
口から桜の花弁が溢れる。
最初は少なかったけど、
徐々に多くなっていき、
窒息しないか心配になってくる。
もういいよ、
なんて止められない。
口論が止まらないから。
大っ嫌い!
私の言葉に彼は黙る。
……ごめん
そこで花弁は出なかった。
私も言い過ぎたと謝って、
どうにか仲直りした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます