転生精霊王子のLv1勇者育成計画

!白天!

第1話 異世界転生?


学校の帰り道、信号待ちをしている間に

育成ゲームをしていたら、車に引かれた!!


「 俺は死んだのか!? 」


「 おんぎゃー、おんぎゃー 」


「ん、 近くで赤ん坊の泣き声がする 」


目をあけ横を見ると赤ん坊が泣いている。


泣きやませるために俺は赤ん坊の頭をなでる。


「 ん? 何かがおかしい!?」


俺は赤ん坊の頭をなでているはず、なのに赤ん坊をなでている手は泣いている赤ん坊と同じくらい小さい。


「 何故だ?」


すると誰かが顔を覗かせる。


驚いた! 覗いてきた女性は、まるでエメラルドのようなグリーンの瞳と髪をしている。


「 これは夢なのか?」


「 ふふ、ありがとうね、ニクス 」


「 ニクス?」


女性は、赤んを抱き抱える。


俺はあたりを見渡してみる。


室内はまるでヨーロッパの城みたいで、中世時代のような高価家具がいくつかある。


俺はその中に金の縁の姿見を見つけ起き上がろうとするが起き上がれない。


その様子を見て女性が俺を抱き抱え、鏡の方に行く。


「 え! 女性に抱っこされている!?」


俺は鏡をみる。


鏡には女性と赤ん坊そして、写っているはすの俺の姿見は炎のような赤い髪に、黄金のような金の瞳の赤ん坊だった。


そして、俺は理解した。


「俺は死んで異世界に赤ん坊として転生した

のだと」



月日は流れ15年後


俺は15歳になった。


この15年間で色んなことを知った。



まず、この世界はグレイブといい、グレイブには人間の国ホスカ、獣人の国マカノ、エルフの国リサーナ、ドラゴンの国バムート、魔人の国ガザナ、妖精の国リスタルトがある。


次に、俺は妖精の国リスタルトの第一王子に転生した。


また、この世界には魔法やジョブ、ダンジョンが存在しダンジョンには魔物がおり、ダンジョンには100年に1度、魔王が生まれ世界を滅ぼすといわれている。


そして、その魔王は勇者のジョブを持つものと上位精霊の力を合わせることで倒すことが出来るといわれている。


そして、俺が生まれたとき予言で15年後魔王が現れ、俺が勇者と一緒に魔王を撃つと。


ついにその時がきた!!


今日俺は勇者と契約するのだ。


「 いいか、ニクスがんばるだぞ 」


「 はい! 父さん 」


「 よし! では、行こう 」


ギーーー


大きな扉が開く。


「 初めまして、リスタルト大国王子ニクスで

ニクスです。 よろしくお願いします。 」


「よろしくお願いします。勇者のリュークで

す。」


勇者は、まだ幼さが残る青年だった。


「 よーし! 勇者がどれだけ強いのか見てみよ

う 」


俺のスキルの1つ鑑定を使う。


ジョブ : 勇者

L v : 1

パワー : 20

ディフェンス : 15

スピード : 20


「 ん! えーー!! 」














  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

転生精霊王子のLv1勇者育成計画 !白天! @Hakuten0

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ