第53話  自作の小説の話

 おはようございます。窓の外を見ますと薄青い空になっていました。書き始めた今の時間は早朝の六時十三分です。

 早い出勤の方ですと、すでに出掛ける用意をしているかもしれません。私の通常では、等と話を広げていきますと妙な方向にいきそうなので断ち切ります。タイトルにある通り、自作の小説の話をしましょう。


 私がカクヨムで書き上げた長編小説「拓光君はいつも匂いに振り回される」は二十四万字超えで完結しました。別サイトの「小説家になろう」にも転載しています。そこで第9回オーバーラップWEB小説大賞に応募しています。ですが、ポイントが振るいません。一時は32ありましたが今は20に落ちました。感想を書いて下さった方がいつの間にか退会されていまして、その方のポイントが消失したことも原因なのでしょう。

 期間内受賞という仕組みもありますが、遠い夢のように思えます。その暗い現状下でいきなり頭に閃きました。


 第9回カクヨムWeb小説コンテストが始まる直前まで待って(十一月末日)、応募を取り下げればいいじゃないかと。ギリギリまで引き延ばす理由は期間内受賞を狙うと言いますか、当てるといいますか、そんな緩い感じです。末日まで待って何もなければ、応募のタグを外して新たに始まるカクヨムコンテストに出そうと心に強く決めました。

 応募期間中に星を得られるかはわかりませんが、最初の一週間はランダム表示になると思います。作品の質に関わらず、目立つところに作品が表示されることはとてもありがたく、あれです。露出が増えれば読む人が必然的に増えて、少しは星の変動があるかな、と淡い期待をしています。

 ここまで切羽詰まった状態になるのには理由があります。完結した長編小説、実は続きがあります。タイトルは「拓光君はいつも匂いに振り回される(R)」となっています。末尾にある「R」は頭文字になっていまして、リベンジやリターン等が読者の方々の頭に浮かぶのではないでしょうか。作中で徐々にわかるように書いていくつもりでした。書き始めてストックを、と思ったことが何回もありました。

 ですが、最初の拓光君がそれなりの成果を収めなければ、続きとなるRに日の目を見る機会はないのでは。お花畑状態の頭に現実が猛ダッシュで追いつきました。

 そうなんですよ。だから、どうしても書き上げた拓光君で、どうにかしたいと焦っている状態で。


 まあ、どうなるかはわかりませんが、これから足掻あがく私も物語の一部としてお楽しみくださいと思い立って、エッセイに書いてみました。何も言わない状態で実行しますと、その、奇行に走っているように見えるかもしれないので、ここらで予防線を張っておこうかなと。

 そんなこれまた緩い感じの話でした。

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