ゲームから学ぶキャッチコピー
Edy
第1回 最後の一撃は、せつない。
知らない人はいない名作「ワンダと巨象」2005年の作品です。
ゲームをやった事ない人でも、このキャッチコピーは知っている、そんな人も多いかと思います。たった11文字。これ以外にこのゲームを表すキャッチコピーはないです。言い切りました。もう一回言います。ないです!
巨象を倒した後の演出からも見て取れますが、やった! 倒した! という爽快感より、悪いけど、仕方がないんだ。という気分になります。
ああ、未プレイで気になる方はPS4のリメイク版をお勧めします。操作性が良くなっているので楽しめると思いますよ。
で、肝心のキャッチコピーから何を学びましょう?
このゲームの性質、テーマを表せているか? という観点からすると、100点です。文句なしです。
次に、購買意欲をそそられるか? の観点からすると、どうなんでしょう? 前作と言ってもいいICOを遊んだ人なら、このキャッチコピーで確実に釣れます。爆釣です。同じようなビターな雰囲気を味わえるのがわかるキャッチコピーです。
でもICOを知らない人は? デカイ巨象に剣と弓だけで立ち向かうといった事前情報と「最後の一撃は、せつない。」でどう思うでしょう? 雰囲気は伝わってきます。しかし、手がでますかね? ポチりたくなりますかね? 新規顧客向けではない気がします。
それなら、なんてキャッチコピーならいいのか?
わかりません。ごめんなさい。第一回にこれを選ぶぐらい好きなキャッチコピーなんで、これ以上のはないです。
うん、本当に恰好良いキャッチコピーです。
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