第6話 レジスター
俺はコンビニのレジスター。計算間違いなんて一度もしたこと無い。俺にスキャンされた商品は一つたりとも忘れない。人間が計算間違いしたり、様々なことを忘れたりするのが不思議でならない。壊れたら分からないが……。
俺は名前の通りスターだ。俺が居ないとこの店は成り立たないだろう。
そんなある日のこと、俺はいつものようにレジとして計算したり、商品を記憶していた。するとここのオーナーが耳を疑うことを言った。
「来週から新しいレジ来るからまたしっかり覚えてね」
「わかりました」
なんとオーナーがバイトの子にこんなことを言った。俺は完全に井の中の蛙だった。俺より上の奴が来る。それじゃ一体……。俺はどうなってしまうんだ……。
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