Real Hero

生橋 修

第1話End and start

地球から数光年離れた場所

その星には生物が存在しておりそして

その星は終末を迎えようとしていた、、。


— 地球 — pm6:00 場所公園

雅弘「うぅ、寒寒、、くそっ家の鍵持ってくんの忘れたせいでおかんが帰ってくるまで、ここで待たなあかんとか、ほんまついてへんわ」

缶コーヒを片手に雅弘は公園のベンチに座り、家に帰れない雅弘は空を見上げてた

雅弘「ん?なんやあれ、」

空を見上げるといくつもの星が、空を横切っていた

雅弘「すご、流れ星ちゃうんかあれ、いや、ついてないことばっかじゃないなぁー、ええもん見れたで」

雅弘「いや。あれ、なんかひとつこっちに向かって飛んで来てへんか?」

すごい勢いで星のひとつがこちらに向かってきていた。

雅弘「まてまて、やばいやばい、ヤバいで」

雅弘は危険を感じ、思いっきり走った。

ドドーーーン ボボボボ

バサバサバサ(鳥の飛ぶ音)

すごい轟音と共に何かが公園に飛来していた。

雅弘「あぶねー、なんやなんや、なんか降ってきたぞ」

恐る恐る。公園を見てみるとそこには見たことも無い黒い球体の様なものが飛来していた

雅弘「なんやあれ、でっかいのう」

プシュー

黒い球体から、煙が出て、そこから見たことも無い化け物が現れた

雅弘「お、おい待てよ、あれって宇宙人ってやつちゃうんか。やばいやばいやばいで、やばい物見てもーたで」

その化け物は身長5メートル、ごつい身体をしており、目らしきものがひとつついており、全身は真っ黒であった

化け物「ここか、でも誰もいないじゃないか、おかしいなここに反応したんだがな、、、。」

雅弘「やばい、とにかく逃げな」

雅弘は全力疾走で逃げた。

すると、ドンドンドンドンドンドーーーンっと轟音が鳴り化け物が飛んで来て雅弘の前に現れた。

化け物「おい。ここにいたのか、逃げることはないだろ、その足音で場所がバレちまってるぜ、それにしても人間にしては逃げ足が早いな、」

雅弘自身も気づかなかったがあの一瞬で自分は公園から1キロメートル離れた所まで来ていた。

化け物「俺はよ、生まれつき、足だけははやかったから、俺から逃げるのは無理だぜ、がはははは」

雅弘「なんやねん、お前、なんで俺を追いかけてくるんや」

化け物「それはな、簡単なこと、、、」

話してる途中で女性らしき人間がその化け物に向かってとんでもないスピードで蹴りを入れた

化け物はすごいスピードで飛んでいく

雅弘「すげぇ、あの巨体をまるでサッカーボールを蹴飛ばすかのように、、、。あの姉ちゃんなにものなんや、、。」

真波「逃げて、あなたじゃあの化け物には勝てない、」

雅弘「逃げたくてもおってくんねん、あの化け物が」

真波「あなたを追ってくる?そんなはずは、、、。」

化け物「いてて、なんだ、何者だ」

真波「私の名前を聞く前にまずあなたの名前を答えたらどう?」

化け物「がははは、そうだな、まだ自己紹介が出来ていなかったな、俺はザウロス、お前らが言う所の宇宙人だ」

真波「宇宙人なんて。そんなの分かってるわ。馬鹿にしてるの?」

ザウロス「ガハハ、別に馬鹿にはしていないただ、丁寧に説明してやっただけだ。」

真波「まぁ、私はあなたに自己紹介はしてあげないけど、ねぇ」

真波はまた化け物に一蹴り入れた

ザウロス「いってぇな、喋ってる時に攻撃はなしだろ」

ザウロスは真波に向かって拳を振りかざす

それを真波は華麗に避ける

そしてカウンターを喰らわせる

真波「あなたの攻撃が私に通用するはずないじゃない。あたしを舐めないで、てか、いつまでそこにいるのよ早く逃げろって言ってるでしょ」

雅弘「そ、そんなん言ったって足がすくんで動けへんねん」

真波「情けないわね、ならそこで私の活躍を見てなさい」

そういった真波の肩にはUBと書いたエンブレムが貼ってあった。

雅弘「てか、お前もあいつもなんやねん、お前は見た目は人間やけど、動きが人間の枠を超えてるやないか」

真波「お前じゃない、真波よ、私はれっきとした人間よ、まぁ、説明は後」

真波はそうゆうとザウロスへの攻撃を続けた、ザウロスはその圧倒的真波の強さの前に何も抵抗できずにいた。

ザウロス「く、俺じゃこいつには勝てない、どうすれば、、。そうだせめてあの少年だけでも殺して逃げよう、逃げ足だけは早いからな」

ザウロスは真波の攻撃をかわすことだけを考え、間一髪で真波の攻撃を避けた、

ザウロス「しめた、今だ、」

真波が体制を立て直すその隙にザウロスは倒れている雅弘に向かって。走り雅弘に拳を突き上げた

真波「やばっ、普通の人間じゃあいつの攻撃は避けれないし、1回でも当たったら死んじゃう、でも。今のこの体制じゃ間に合わない、」

雅弘「やばいんとちゃうんかこれ、俺の方に向かってきてるやんけ、」

ザウロス「せめてお前だけでも殺せたら充分だぜ、死にやがれ」

真波「頼むから。避けて。、、、神様、彼を助けてあげて」

そして真波は目をつぶった

ドーーンと凄い轟音が鳴った

ザウロス「ガハハ、人間を初めて殺したが案外感触は無いものだな、、」

真波「あぁ、、死んでしまった。私がいながら一般の人を殺してしまった、、。」

恐る恐る真波が目を開けると、砂煙の中人間がザウロスの前に。無傷で立ってた

ザウロス「なぜだ。なぜ、お前が俺の攻撃を避けれているんだ、拳は絶対にお前に直撃してたはずだ」

雅弘「あまり、人間舐めんといてもらえますか?こう見えて身体能力だけは抜群なんで、間一髪で避けさせて貰いましたわ」

真波「嘘、、、。有り得ない、普通の人間が、あいつの攻撃を避けるなんて、身体能力がいくら高くても無理なはず、、、」

真波「とにかく、やつを仕留めないと」

ザウロス「くそ、計算外だ、ひとまず逃げるか」

真波「逃がさないわよ」

そしてすぐさま、真波は必死にザウロスを追ったが追いつけなかった。

そしてザウロスは森の中へ消えていった。

真波「ちくしょー逃がしちゃった。」

雅弘「はぁーはぁー、おい、一体何が起こってて。あいつらはなんなんや?説明してくれや」

真波「説明って、えぇ!?なんであんたがここにいるのよ」

雅弘「なんでって走って追いかけたんや」

真波「走って追いかけたって、私のスピードに追いつけるはず、、、。まさかあなたもアンブレ隊員なの?」

雅弘「アンブレ隊員?なんの事や?」

真波「それなら、あいつがあなたを追ってた事も説明が着く」

雅弘「だから、アンブレ隊員ってなんの事やって聞いてるねん?」

真波「しらを切るのもいい加減に、、、。ってその反応あなた本当に何も知らないの?

これは。もしかすると逸材かも」

雅弘「だからはよ説明してくれや、頭こんがらって、このままじゃ帰れへんわ」

真波「んー説明って言ってもねぇ、私あの説明複雑で出来ないのよね」

真波「あ、そうだあんたここに明日来なさいその時に今日の事そして、私の事全部説明してあげる」

そう言うと彼女から名刺のようなものを渡された、そこには国家防衛隊アンブレイン、隊員No.058桐下真波と書いてあった。

雅弘「なんやこれ?」

真波「その裏面に私が所属してる、防衛基地の場所が書いてるからそこに来て、じゃあねー」

そう行って真波は走り去った

雅弘「おい待てよ、くそぉ、さっき走りすぎてもう体力が限界や、とにかく明日ここに行くか、ん、、?てか、、、、待てよ。おい、、ここどこやねん!!!」

— 第2話に続く —




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