ずっと考えていたこと。それは人間は人間を知ることは出来ないということだ。

 人生はお金で出来ている。お金の為に生まれお金の為に死んでいく。お金がなければ何も出来ない。言い換えれば、お金さえあれば何もかも全て思い通りなのだ。

 そんな人生に価値はあるのかと問う。何も無い。ある筈もない。そしてこの人生に意味は無く、自分という存在ですらも意味は無いのだろう。そう考えたとき、私に延命など必要なかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

鯨の肉 e2ku @2jo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ