第三話
新婚夫婦を見ていたらあなたのもとに早く帰りたくなってしまった。
自宅の遠さを理由に急ぎ二次会を後にする。
土産、喜んでくれると良いけれど。
「ただいま!」
勢いよくドアを開けると見知らぬ靴。
リビングでは大袈裟な笑い声をあげる若い男と、しどけなくワインなんぞ飲みながら驚いた顔で俺を見るあなた。
「あれ、今日遅くなる筈じゃなかった?」
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