黄色
目の前に広がる向日葵畑。
ピョコピョコかくれんぼする麦藁帽子に
誘われるように君を探す。
まるでからかっているかのように
近づけばスッと遠ざかる麦藁帽子。
向日葵が尽きる果て。
やっと姿を捉えた君は
黄色い陽炎を残しかき消えた。
足元に残る麦藁帽子。
陽炎揺れる夏の日の幻影。
ー完ー
明日のお題は『生徒手帳』デス^^
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます