越境

命がけの越境。

辿り着いた未来都市エデン。


が……。

眼前に広がる岩だらけの荒野。

これは……。


「若様、今更ながら、方角が違っております」

「ん?」

「エデンはあちらの方角かと……」


へっぽこ若様と律儀な従者。

国の存亡をかけての旅は続く。


ー完ー


明日のお題は『敵前逃亡兵』デス^^


(追記)


「そういう事は早く言え」

「主に従うが従者の勤めなれば……」

「国を出てきたからには、もはや、主従など関係あるまい。

言いたき事あれば何でも申すがよい」

「なれば、失礼ながら……。その上から目線をお改め頂きたい」

「……」

「それから、身の回りの事なども……等々……云々」

「主従を越えるは、越境の如き仕儀であるな……」


その後、主従を越えて芽生えた友情は、様々な奇跡を起こし、国家存亡の危機を乗り越え……。

へっぽこ若様を支え守り抜いた従者は、勇者になったとかならなかったとか……ww







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