第4話 絶世の美女 Ⅱ
霧が濃くなってきた
迷わぬよう霧が晴れるのを待つ
「やばい、眠くなってきた…」
朦朧とする意識の中に
鈴の音が「チリーン」
目の前には
絶世の美女
不思議な親近感に
誘われるまま
山を登る
そして、
彼女は古い山小屋を指し示し
消えた。
山小屋のドアを開くと
足元で「チリーン」
そこには、祖母に貰ったお守りが…。
ー完ー
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