第97話

 時刻は十七時を回った。冬の空はすっかり暗くなり、水路の水面には月が映し出されている。しかし、ラグナ・ロイウの賑やかさは静まるどころか、夜になって一層の喧騒と化していた。

 花火が数発上がったのを契機に、街の中央通りにパレードの行進が始まる。参加者はいずれも羽飾りなどを携えた派手な衣装に身を包んでおり、何よりも特徴的だったのは皆個性的な仮面を付けていたことだ。中世頃に流行った仮面舞踏会を起源としており、身分は勿論、人間、亜人といった人種に関係なく参加できる自由さが人気を催し、このパレードは今日までのラグナ・ロイウの一大名物となっている。主な参加者は地元の富裕層と金持ちの観光客で、彼らは軽快な音楽に合わせて意気揚々と踊りながら進んでいた。


 そんなどんちゃん騒ぎを眺めるため――西区のスラム街にある廃教会の鐘塔の頂上に、シオンとネヴィルは立っていた。


「毎晩こんな感じなのか?」


 双眼鏡越しにパレードの様子を覗きながらシオンが言うと、ネヴィルは辟易したように肩を竦める。


「週に二、三回といった感じです。本当なら、二月のカーニバルの時期にしかパレードはやらないらしいんですが、総督がイザベラになってからはずっとああらしいです。僕はまだ数ヶ月しかここに滞在していませんが、それでも気が滅入りますよ。二、三日おきにドンドコドンドコ夜通し騒がれて、ノイローゼにならない方がどうかしてます」


 同感だ、と言わんばかりにシオンは小さく鼻を鳴らした。

 パレードに参加している当人たちは陽気に楽しいひと時を過ごしているのだろうが、夜を静かに過ごしたいと思う人間からはいい迷惑だろう。少なくとも、自分はこの街に住むことはないなと、シオンはどうでもいいことを考えた。


「で、どれがイザベラだ?」


 そんな余計な思考を頭の中から振り払うように、ネヴィルへそう質問した。

 シオンがこうして街の名物であるパレードを遠目から見ているのは観光気分でというわけではなく、件の総督――イザベラなる女を確認するためだ。


「いつも通りなら、大きなゴンドラに見立てたパレードカーに乗ってます。総督というより、女王様って感じで椅子にふんぞり返ってるはずですよ」


 ネヴィルに言われて、そのパレードカーの方を見遣る。確かに、行進の隊列の中央に、ちょっとした家屋程度の大きさのゴンドラが、数人の屈強そうなライカンスロープによって徐に引かれていた。ゴンドラは三階層くらいの高さを持ち、その一番高いところで玉座のようにして座る一人の女がいる。


「あれか」


 イザベラと思しき女は、派手なドレスを身に纏い、真っ赤なルージュを塗りたくった唇に微笑を携え、パレードの騒ぎを満足そうに見下ろしていた。双眼鏡越しなので顔の細部ははっきりとわからなかったが、歳は三十代中盤ほどに見える。エレオノーラの母親という割には、やけに若いと感じた。


「どうです? いかにも、って感じでしょう?」

「アンタの言う通り、女王様という肩書の方がおあつらえ向きだ」


 そうやってネヴィルの軽口に付き合うと、


「振舞いなんかも凄いですよ。スラム街の住民が気安く話しかけようものなら、跪け! って顔に小皺を寄せて怒鳴る有様です」

「今時さすがにそれは冗談だろ」

「冗談だったらもっと気兼ねなく笑えたんですけどね。そんな話をする僕の笑顔も、若干苦笑交じりになります」


 本人の言う通り、彼はまさにそんな顔をしていた。どうやら、イザベラは相当に癖の強い女らしい。

 シオンは気を取り直すように、改めて双眼鏡を覗き込む。


「エレオノーラはどこにいる?」

「すぐ隣にいるのがそうだと思いますよ。“紅焔の魔女”は、イザベラの用心棒でもあるみたいです」


 確かに、イザベラの隣に、ドレス姿の誰かが一人立っている。その人物もまた、パレードの参加者と同じように仮面を被っていたため素顔はわからなかったが、手にしているライフルはエレオノーラが魔術に使うものと同一だった。

 シオンは、これ以上エレオノーラについて確認できることはないと諦め、双眼鏡を外す。


「ここからだと仮面を被っていてあれがエレオノーラかどうかわからないな。それにしても、イザベラという女、エレオノーラみたいな成人した子供を持つ割には少し若すぎないか?」


 そんなことを疑問に、ネヴィルへ訊いてみた。すると、彼もまた同じ見解だったようで、すぐに話題に食いついてきた。


「僕も同じ疑問を持って念のために戸籍を調べてみたんですが、あの二人、確かに血の繋がった母娘として管理されていました。ですが――」

「ですが、なんだ?」


 妙に芳しくない表情をするネヴィルを見て、シオンが眉を顰める。ネヴィルは、その特徴的なもじゃもじゃな髪を掻きながら、軽く空を仰いだ。


「戸籍が正しいとなると、エレオノーラ・コーゼルは十二歳ということになるんですよね。でも、誰がどう見ても彼女の見た目背格好は二十歳前後です。発育がいいなんて話で済むようなレベルじゃないですよ。ちなみにイザベラは三十二歳です」


 嘘くさい話だと思いながら、シオンは徐にパレードの方へと視線を向ける。


「前に一緒に旅をした時、エレオノーラは自分で十九歳だと言っていた。アンタが今言った戸籍上の年齢より、そっちの方がどう考えても妥当だ」

「ですね。あの二人、何かただならぬ関係がありそうな感じします」


 そういえば、と、シオンはエレオノーラの家族に関する情報を一つ思い出した。リズトーンでギルマンが彼女に放った一言――親に助けられたな、という言葉だ。もしかしてあれは、エレオノーラの母親がアウソニア連邦の総督であることに起因しての発言だったのだろうか。

 それとも――


「一つ訊きたい」

「なんです?」

「ユリウスとプリシラから聞いた話だが、エレオノーラはイグナーツの弟子だったらしいな。今のエレオノーラに関する諸々の状況、イグナーツは把握しているのか?」

「彼女が教会魔術師になって自立してからは仕事以外で関わることはほぼないそうですが、今の状況についてはある程度把握していると思いますよ。で、イグナーツ殿も首を傾げてました。“あの娘の母親に関して言えば、とっくに死んだものと思っていましたが”って」

「……イグナーツのその口ぶり、逆にエレオノーラの父親のことは知っていそうだな」


 ギルマンは、いったいエレオノーラの“どちらの親”のことを指してああ言っていたのか――今この状況であまり重要ではないと思われることだが、シオンは、どうにもそのことが気になってしょうがなかった。そうやって難しい顔でふと沈黙すると、ネヴィルが何やら慌てたような様子で大袈裟に手を振ってきた。


「そ、それよりも、話を本題に戻しますね。イザベラをどうにかしないことには、僕はいつまで経ってもこの街から離れられないんです。ここはひとつ、停戦ついでにシオン殿にも協力していただきたいなと思いまして」


 シオンは、いったん、エレオノーラの親については忘れることにした。気を取り直すようにネヴィルへ顔を向ける。


「イザベラが教皇に対し、寄付金という名目で莫大な資金を援助しているのを何とかしたいって話だったか。資金確保のために街の税収がどんどん強まったせいで、イザベラが総督になってからは貧困層が右肩上がりに増え続け、この西区がたった数年でスラム街になり果ててしまったと。ソーヤーが俺をここに連れ込んだのも、この現状を打開するためのクーデターを想定してのことらしいな。で、アンタはクーデターを指揮するボスに祭り上げられている状態ってわけか」


 先刻、鐘塔に登る直前に説明を受けた現在の状況を、再度確認するようにしてシオンが訊いた。ネヴィルは、うーん、とどことなく面倒くさそうに唸る。


「クーデターはさすがに飛躍しすぎですね。ボスになってしまったのは――ここに赴任して色々嗅ぎまわっていた時、ならず者たちに絡まれて返り討ちにしたことがきっかけです。まあ、貴方と一緒で成り行きですよ。僕が騎士だって言ったらビビッてそれ以上関わってこなくなるかなって思ったら、予想に反して逆に助けを求められましてね。でもまあ、おかげでスラム街に溶け込んで色々情報を漁ることができたので、結果オーライって奴です」


 ネヴィルはそんな前向きなことを言って、軽く肩を竦める。


「それに、これを機会にイザベラからの資金源を断つことができれば、僕たち騎士団が目的としている教皇の罷免にも大きく貢献できるはずです。教皇を陥れるという点では、シオン殿との利害も一致しているのでは? ついでに、“紅焔の魔女”との接触にも協力して差し上げますよ」


 ネヴィルの言う通り、ここで教皇に一泡吹かすことができるのであれば、それは僥倖である。また、エレオノーラに接触するにしても、単身ではどうにもならないというのが、これまでの話を聞いての結論だ。となれば、


「……エレオノーラと接触するには、どのみちイザベラを避けて通ることはできなそうだな。それに、ここで協力を断って、アンタから騎士団に俺のことを通報されるのも癪だ。あまり気は進まないが、話に乗ってやる」


 一時的なものではあるものの、ネヴィルと協力関係を結ぶことが得策だろう。本来であれば敵対する立場である議席持ちの騎士と、こうして肩を並べて話すことに微かな違和感を抱きつつ、シオンは観念したように大きな息を吐いた。

 すると、ネヴィルが両手を広げながら、歓迎の笑顔を向けてきた。


「おお、さすがはシオン殿。で、早速、話の続きなんですが――」

「イザベラはどうして教皇に金を流しているんだ? それも、こんな大都市ひとつ台無しにしかねないことまでして。何か見返りがあってのことなのか?」


 間髪入れず、シオンは気になることを真っ先に訊いた。ネヴィルは眼鏡のブリッジを指で持ち上げ直し、笑顔を少しだけ厭らしいものにする。


「それなんですけどね、お金の流れを見ると、寄付というよりはもはや“貢”なんですよ。妙齢の女性が悪い男に引っ掛かったって表現がしっくりきます」

「なんだ、それ?」


 シオンが訊き返すと、ネヴィルはまるで井戸端会議をする貴婦人のような所作を見せ始めた。


「イザベラ、どうやら今の教皇が騎士だった頃から交流があるみたいでしてね。しかもその時から彼にお熱みたいですよ。まるで舞台俳優の追っかけをするみたいに」


 何だ、そのくだらない下世話ネタみたいな理由――と、シオンは内心呆れて顔を顰める。


「そんな馬鹿な。たかだか騎士一人に女がそこまで執着するなんて――」

「いや、貴方だって似たようなものだったでしょう。貴族の令嬢から片田舎の村娘まで幅広く、貴方に惚れた女は数知れず。いったい何人から求婚されたんですか――師弟揃って、とんでもない女たらしですね」


 お前が言うか、とばかりにネヴィルが目を大きくし見開きながら指摘を入れる。かつてシオンが騎士として大陸中を任務で回っていた時、その美貌がゆえに、赴いた先で出会った女性が悉く彼に惚れてしまったという話は、もはや騎士団の中で伝説として語り継がれているほどである。しかし、そんな武勇伝もシオンにとってはただの黒歴史でしかなく、極力触れてほしくない話題であった。しかもそれが、この世で一番恨んでいるかつての師――教皇、アーノエル六世ガイウス・ヴァレンタインと同列に見られてしまっては、怒り心頭ものである。


 シオンは、自分でも無意識のうちに刀を鞘から引き抜き、ネヴィルの首まですんでのところで突きつけていた。その顔は無表情ながらに、純粋な怒りを赤い双眸に宿している状態である。抑えられぬ殺気が、シオンの全身から放たれていた。


「じょ、冗談です、冗談。今のはさすがに悪質でしたね、謝ります」


 ネヴィルが慌てて両手を挙げながら全面的に非を認めると、シオンは黙って刀を納めた。

 それから改めて、ネヴィルは軽く咳払いをする。


「しかし、イザベラも哀れな女です。どれだけお金を貢いでも、教皇には見向きもされていないようですからね」

「どういう意味だ?」

「ちょっと話は逸れるんですが――イグナーツ殿が三ヶ月前にイザベラから“紅焔の魔女”を借りることができたのは教皇の名を出したからなんです。で、てっきりその時に、イザベラから教皇にその情報が流れるんじゃないかって、イグナーツ殿は当時懸念していたみたいです。でも実際は、イザベラと教皇は近況のやり取りをするほど親密な仲でもなかったようで、“紅焔の魔女”を騎士団に貸し出した件は共有されなかったみたいですよ。イグナーツ殿はラッキーだったって言ってました。何だか、教皇は殊更にイザベラを避けているようで、本当、お金だけの関係として体よく利用しているだけのようです」

「……今知ったわけじゃないが、あの男の質の悪さは女相手にもいかんなく発揮されているな」

「いや、傍から見れば女性を無意識に惚れさせる貴方も――いえ、これ以上はやめときます」


 ネヴィルが言いかけて黙ったのは、シオンの視線が一瞬だけ鋭さを取り戻したからだった。

 疲れて、シオンは一度大きな溜め息を吐く。


「それで、俺は何をすればいい? 騎士の肩書のせいで自由に動けないアンタの代わりに、イザベラを締め上げればいいのか?」


 それが一番の最適解と思ったのだが、ネヴィルの反応はいまひとつだった。


「それも一考ですが、できれば取りたくない最終手段です。むやみに強硬策に出れば、あらぬ勢力を刺激しかねませんからね。なので、まずは為政者としての彼女を吊し上げ、総督の座に相応しくない女であると世間に知らしめます」

「どうやって?」

「お金の流れだけでは、彼女を責めることはできません。寄付金として教皇に送りつけているので、その事実だけだと、ただの信心深い聖王教の信徒ですから。なので、教皇への私的な思いを綴った物的証拠を押さえます」


 ネヴィルの策を聞いて、シオンが首を傾げる。


「物的証拠?」

「恋文、ですよ」


 まったく予想だにしていなかった回答に、シオンは呆然気味に眉根を寄せる。


「……いい歳した女がそんなものを律儀に書い――」

「書いてるんですよ、それが」


 食い気味にネヴィルが言って、懐から封筒をひとつ取り出す。やけに豪華な装飾が施された、どこか情熱さを感じる深紅の封筒だ。


「これ、差出人が不明ですが、あて先は教皇――アーノエル六世ガイウス・ヴァレンタインへ向けられたものです。筆跡を確認したところ、間違いなくイザベラが書いたものだと思われます」


 ネヴィルが広げながら見せてきた中身には、小奇麗な文字で長文が書かれていた。そしてそこには、彼の言う通り、相手先への熱い想いが、黙読するのも憚られるほどに、情緒的に綴られている。

 シオンは思わず、げんなりと顔を顰めた。


「残念ながらこれには寄付金に関わる記述は見つけられませんでしたが、数あるうちのどれかには、必ずそれに触れた恋文があると僕は踏んでいます。それさえあれば、イザベラが私的に街の資金を教皇へ送っていたと証明することができる。そうなれば、彼女はもう総督の座に居座ることができなくなるはずです」

「なんで他にもあるってわかるんだ?」

「どうやら彼女、毎月教皇に匿名で恋文を送りつけているみたいなんですよ。しかも、何度も書き直したものを自室の棚にため込んでいるらしく、そこだけ彼女の愛でえらいことになっているみたいです。彼女の宮殿で働く世話係から聞き出した話なので、信憑性は高いかと」

「ため込んでいるって……何かの病気か?」

「恋の病でしょうね」


 誰がうまいことを言えと、と、シオンはいよいよ吐き気を催したように顔色を悪くした。

 そんなことなどいざ知らず、ネヴィルは話を続ける。


「さて、そんなわけで、シオン殿にはその恋文を手に入れてもらおうと考えています」

「イザベラの私室に忍び込めばいいんだな。それなら別にアンタでも――」


 シオンが言いかけて、不意にネヴィルが掌を見せてきた。


「正直、彼女の宮殿の警備はかなり厳重です。こっそり忍び込んで、なんてことは、まず無理でしょう」

「じゃあ、強行突破――」

「押し入り強盗じゃないんですから。ここは、貴方にしかできない、スマートな方法で宮殿に入ってもらいます」


 自分の妙案に自身があるのか、ネヴィルはどこか得意げだった。

 一方でシオンは、不安げに首を傾げる。


「俺にしかできない?」

「あと数日で迎える年始、一月一日の夕方に、彼女の宮殿で盛大なニューイヤーパーティが開催されます。そこには基本的に財界の重鎮のような上流階級しか参加できないんですが、“ある条件を満たせば”、一般人でも特別に参加できるんです」

「なんだ、それ?」

「同日の昼、街の中央で開かれる抽選ゲーム大会で上位に入賞すれば、入場券の代わりになる特別な仮面が渡されるんですよ。それを被って、宮殿に入ってください。あ、ちなみにその大会自体も仮面を被っての匿名参加が原則なので、シオン殿の正体も楽に伏せられます」


 説明を聞いて、シオンの顔はますます怪訝になった。


「それこそアンタが出ればいいだろ。どこが俺にしかできないことなんだ?」

「だって、シオン殿、騎士だった時よくそういうところに潜入していたじゃないですか。僕は、ほら、こんな野暮ったい見た目なんで、どちらかというと裏方仕事の方が似合っていますし」


 へへ、と調子よく愛想笑いするネヴィルだったが、シオンは不快な思いを込めて白い目を彼に向ける。


「……ただ面倒な仕事をしたくないだけなんじゃないのか」


 ぼそりと小言を言ったものの、ネヴィルはまあまあ、と返すだけで、殊更方針を変えるつもりはないようだった。


 この案に乗るしか話を進められないのか――シオンが落胆しながら軽く目を伏せると、地上から不意に無邪気な視線を感じた。

 見ると、暗がりの中でソーヤーがこちらに向けて大きく手を振っていた。


「おーい、ボスと兄貴ー! いつまでそんなところに登ってるんだよ!」


 そろそろ戻るか、と、シオンがネヴィルに声をかけると、


「さて、そうと決まれば――シオン殿は、ソーヤーと一緒に、年の離れた兄弟という設定で、抽選ゲーム大会に出場してください。子供がいれば、怪しまれることもないでしょうしね」


 今思いついたと言わんばかりに、追加の条件を付けてきた。

 シオンは眉間を手で押さえながら、非常に長い溜め息を吐いた。

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