(おまけ)これまでのあらすじ

(これまでのあらすじ/今後のあらすじ)


 魔王を倒した勇者一行の一人、聖女レティアは協力者であったはずのエルフ達の罠により仲間達を殺され、自らも第三王女アンメルシアの手に落ちる。王女による身勝手な拷問は百年続き、壮絶な怨嗟を抱えた末に殺されたレティア。しかし、彼女は女神の世界にて勇者エレンから強大な蘇生魔術の力を預かり、現代に蘇る。

 レティアは強大な力をもってエルフを操り皆殺しにし、ついに王女アンメルシアを殺害。王都ロザリアを焦土と化す姿を、首だけとなったアンメルシアに見せつけ高笑いするのであった。


 さらに聖女は七つ大陸東方フロンティア地方へ進出。フロンティアに巣くうエルフ共を操りながら奈落迷宮へと挑み、仲間であった<魔法使い>エミリーナの蘇生を果たす。蘇ったエミリーナ、そして強力な四皇獣を操り、レティア達は因縁の相手の一人である常勝将軍プルートへの復讐を完遂した。


 そんな聖女達が向かうのは、七つ大陸南東グレイシア。第四王女”余裕”のリーゼロッテが支配する、豊穣の地にして人間農場を構えた地。彼女達の新たな復讐の旅が、幕を開ける。

 一方、リーゼロッテはグレイシア地方で行われる収穫祭を間近に控えながら、年に一度開かれる家族会議へと出席。久しく顔を合わせた長女や次女を前に、次期女王の座を伺う【王族会議】が幕を開ける。





○(割と適当な)登場人物紹介



―勇者一行―

・聖女レティア:蘇生魔術の使い手。エルフに対しては一切ブレず殺戮の限りを尽くすが、仲間には甘えん坊。エミリーナや仲間が大好き。じつは巨乳なのを気にしている。本当は食いしん坊で、おなかいっぱい食べるのが好き。


・魔法使いエミリーナ:強力な魔法使い。レティアの手により蘇り、超火力でエルフを殲滅する、歩くMAP兵器。卑屈で毒舌だが仲間想いの照れ屋。レティアにべたべたされるのは恥ずかしい。色々ちいさいのがコンプレックス。


・勇者エレン:魔王を倒した勇者。女の子だけどイケメンでカッコイイ。本人は天然入ってるしイタズラ好きだが、決める時は決める。レティアに力を托して消滅した。


・騎士カリン:脳筋だが面倒身のよい勇者一行のおせっかいママ。エミリーナとは犬猿の仲だがみんな曰く「仲良し」。生前はグレイシア地方で消息を絶ったと言われるが……?


・獣姫パティ:勇者一行の獣人姫。お気楽で楽しいこと好き。お昼寝大好き。カリンと同じく末路は不明。





―エルフ王女四姉妹―

・第三王女”完璧”なるアンメルシア:人類殲滅を完遂したエルフの王女。エルフ界最強の魔力と魔術を持つが、王都でレティアに処刑され、首だけのまま連れ回される。最近、聖女によく虐待されてるマスコット的存在。アン虐。


・第四王女”余裕”のリーゼロッテ:グレイシア地方の支配者。余裕とは圧倒的強者の立場から、自分は一切傷つかず敵を一方的になぶり殺せる力だと考えている。どうしても女王になりたいため、姉たちを妬んでいる。


・第一王女”支配”のシルヴィフィ:エルフ界の女帝。アンメルシアの失墜により次期女王筆頭候補に躍り出る。自称最強、傲慢にして全てを支配し見下す。アンメルシアに対し強烈なコンプレックスをこじらせている。


・第二王女”依存”のカルベトーナ:王女一家次女。女王候補の座を放棄し、誰でもいいから私を依存させてと甘えてくる。家族はみんな仲良く愛しよう! 自分にショージキが一番! なぜかいつも寝間着のパジャマ姿。





―王女アンメルシアの腹心達―

・近衛騎士長ヴァネシア:アンメルシアを盲信する女騎士。王女の言うことはなんでも正しい。王都ロザリアで殺害され、更にエミリーナ蘇生のため利用され消滅した。


・常勝将軍プルート:自分が最強だと思い込みたかった妄想将軍()。嘘に嘘を重ねた末に追い詰められ、聖女レティアにより不死の怪物として奈落迷宮の底にて彷徨うことになった、哀れなオーク。


・魔女エックノア:顧問魔術師の名を持つが、その正体は次女カルベトーナの腹心。次女の計らいにより、今回はリーゼロッテに協力するようだが……? 美しさを誰よりも愛し、人間でもエルフでも悲鳴をあげて絶望する姿は美しいと感じている。



―そのほか―

・女神グラスディアナ:エルフ達の女神。レティア達に<聖女>の力を与えたが、勇者により百度殺害され魔力を奪われる。しかし勇者の消滅とともに蘇り、密かに活動を再開している。







――――――――――――


※明日からちょこっとだけ更新を再開するための下準備としてUPしました。


実際に続きを書いてみて感じたことですが(物語上の謎は残るものの)自分が書いてみたいことはフロンティア編で大部分を完了していたな、と感じます。なので今後の更新は、作者の気力が続くところまで進める感じにしたいと思います


(一応10話以上は書きためてあります)

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