あとがき & 初期設定について
まず、ここまで読んでくださった読者様に感謝の言葉を述べます。
本当にここまで、最後まで読んでいただきありがとうございました。コメントや貴重なご意見、大変勉強になりました。
カクヨム様で小説を投稿したのが今回の『ヒキガネを轢いたら』がはじめての処女作になりますが、皆様の手厚いアドバイスと読んでいただけた励みによってなんとか完結させることができました。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
これからも自らの国語力、人に読んでもらえるような楽しい文章が書けるように精進していきたいと思います。こうして、私も頑張ろうと思えるようになったのは、大切な読者様に励まされたおかげでもあります。
本当にありがとうございます。
初期設定について
ヒキガネの世界観は元々ラノベ作品によくある魔法物語でした。原因不明の世界の不調により、魔法が消えていく世界の話で、なんと主人公のジョゼフくんは普通の人間でした。そして、マリーは存在せず、ジョゼフの相方となる(序盤では敵役)キャラクターは銀蘭という魔物っぽい男でした。この銀蘭を割って2人のキャラクターにしたのが、今のマリーとアレンです。
初期設定のジョゼフは人間の中で最強の魔族狩人で、ある日銀蘭と出会います(このシーンは現設定のマリーとの出会いに似てますね)。が、銀蘭という魔物はどうしても倒せず、結局この時は逃がしてしまいます。
そこから色々あって、銀蘭を追っている内にジョゼフが肺結核を患います。追いかけている内に体調を崩して倒れているジョゼフを銀蘭が助けます。助けた後は色々言い争いますが、結局銀蘭はジョゼフの面倒を見ながら森の空き小屋で暮らすようになります。
その空き小屋での生活は長く続きませんが、魔物である銀蘭は人間であるジョゼフと関わることによって人間の事情を知っていき、ジョゼフもまた魔物の事情を知っていきます。
2人に深い友情が生まれ、そして決心します。この世界の不調をきっと2人で解決しよう、と。
しかし、ジョゼフの病状は悪化していきます。魔物である銀蘭も街まで薬も買えず、病院に行くことも出来ません。
試行錯誤を繰り返すも、結局なんの解決もないままジョゼフは亡くなります。
残された銀蘭が世界に復讐を誓いますが、何故か魔法が使えないことに気がつくと悟ります。
もう、この世界に魔法は存在しないのだ……。
………と、初期設定ではこんな話でした。笑
バッドエンド過ぎて作者もうんざりしてしまった結果、今のヒキガネが生まれました。笑
それでは、次回はエピローグ話を投稿しようと思いますので、ご興味があれば読んでいただけると嬉しいです!
それでは!
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