第三十三話『緑の夏 II』

「……本当に大丈夫ですか?」


「ええ、仁藤くんのおかげで……大分歩きやすくなったわ……」


「ゆっくり行きましょう」


「ありがとう……」


……その後、俺達は薄暗い公園を出て、また繁華街のような眩しい屋台が並ぶ大通りへと戻ろうとしていた。


手当てが済んでも、長内さんは下駄をカタカタと鳴らしながらゆっくりと進んでいる。


「花火が打ち上がるまで、あとどれくらい……?」


「……三十分ですね、ここから海までなら全然間に合う時間です。 急がなくても大丈夫ですよ」


「良かった……」


「とりあえず、屋台を見ながらでも海に進みますか?」


「そうしましょう……」


……そうして屋台が並ぶ通りに出て、海へと歩き始める。


「先程よりは混んでないですね、皆さん海の方に向かったのでしょうか」


「凪奈子ちゃん達も、いるかしら……」


「最終的に花火を見るなら、皆さんそこに集まると思います……きっと会えますよ」


「うん……」


漸く今見えている人々の人数を数え切れるくらいには、通りの渋滞も空いてきた。


これで先程のように人の氾濫に流される事無く、長内さんも早く歩かずに済むだろう。


……しかし疲労とは蓄積していくもの、例えゆっくり歩いていても、またいつ長内さんが転んでしまうかは分からない。


「……」


「仁藤くん……」


「はい?」


「どうしてそんなに、私の近くを歩いているの……?」


「えっ……あっ、これは……」


「?……」


「……僭越ながら、いつ長内さんが転んでもいいようにと、身体を支える機会を伺わせて頂きました」


「そうだったの……仁藤くん、ボディーガードみたい……」


「すみません、近くに居すぎると逆に歩きづらいですよね」


少しだけふふっと笑いながら、俺からの言い訳にノリ良く合わせてくれた長内さん。


……その笑顔、その怪我をしていても懸命に進む姿に、もっと彼女を守りたいという気持ちが強くなる。


「でも……本当に、気を遣わなくても大丈夫……」


「そうですか?」


「うん……疲れちゃうだろうし……そういうのって、誰かと長く一緒にいる為に、大事な事だと思う……」


そう言った長内さんは目の前で、堂々と道の真ん中で腕を組みながら歩いているカップルを見つめていた……


「私達……今、デートしているみたい……」


「……えっ」


「だって……二人きりだし……」


「……ですが、二人きりで歩いている男女が、必ずしも交際関係ではあるとは限りませんよ?」


「そうかもしれないけれど……私、今仁藤くんと歩いていて、ドキドキしてる……」


「……!」


すると、今度は長内さんの方からこちらに寄って、俺に寄り添うように歩き始めた。


長内さんの急なカミングアウトに、思わず彼女と肩がぶつかりそうになる。


「仁藤くんと結婚したい理由は分からない……仁藤くんが好きな理由は分からない……」


「でも……ドキドキしてるって事は、今私は仁藤くんを……男の人として、見てるって事だと思う……」


「……」


「仁藤くんも……さっきから顔が赤いのは、ドキドキしてるから……?」


「それは……」


先程までは俺から長内さんをリードしているつもりが……いつの間にか逆転されて、長内さんに俺の方がリードされてしまっている気がする。


しかし長内さんは依然として無表情……頬は染まっているが、俺を揶揄っている印象は見受けられない。


だが長内さんは噛みそうになりながらも話してくれた……俺もその気持ちに応えなければ。


「……はい、してますよ」


「仁藤くん……」


「しているからこそ……怪我をさせたくないのです」


「……」


「長内さんの夏祭りの思い出を傷付けたくないから……長内さんの笑顔をもっと見たいから、長内さんの事を守りたいんです……」


「仁藤くん……」


「……」


「くさい……」


「えっ!?」


「ふふっ、でも……それだけ、私の事を気にしてくれてるんでしょう……? 私の事、そんなに心配……?」


「はい……」


「じゃあ……手を……繋いでもいい……?」


「!……長内さん」


「そうすれば……転ばないわ……」


「長内さん……」


すると長内さんはそっぽを向きながらも、俺の指先をさわさわと触り始めた。


……そのまま長内さんの手を、指で寄せて優しく握る。


「ん……」


これまでに黒百合やうしざわの厨房で、何度も料理をしている所を見てきた長内さんの手だ。


「仁藤くんの手……大きい……」


「汗とかで、気持ち悪くないですか……?」


「そんな事無いわ……暑いし、汗をかいちゃうのは仕方無いわ……」


「ありがとうございます……では行きましょうか」


「うん……」


そうして手を繋ぎ、改めて歩き出す俺達……


「……」


「仁藤くん……何だか緊張してない……?」


「はい……女性と手を繋ぎながら歩くのは……慣れていないというか……」


「ふふ……仁藤くんも、転ばないようにしなきゃね……」


「長内さん……」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


それから長内さんと手を繋ぎながら、国道に徐々に近付きつつも、それに連動するように人々も増えていく……


「……」


俺はまだ少し、手を繋ぐ事に対して慣れずにいる一方……長内さんはじーっと屋台の方を眺めていた。


「長内さん……何か食べたい物でもあるんですか?」


「ううん、違うの……」


「?」


「将来は……何の食べ物屋さんになるか、屋台を見ながら……考えてた……」


「ああ……」


その対象を聞き出し、奢るという作戦は失敗したが……緊張を紛らわすだけの、新たな話題へ繋ぐ事が出来そうだ。


「パンにするか……ご飯にするか……麺類にするか……悩む……」


「ああ、そこからなんですね」


「それともそれ以外にするか……まだ何を作りたいか、決めていないの……」


「レストランか定食屋さんであるならば、それら全て纏めて作れますよ」


「それでもいいけど……専門店にも、興味がある……」


「なるほど……因みに長内さん、好きな食べ物は?」


「私は……ココア……」


「なるほど……じゃあ喫茶店とかでしょうか」


「仁藤くんは……?」


「俺は……ラーメンですかね」


「そうだったの……後でブルちゃんに、黒百合で作っていいか聞いてみるわ……」


「そんな、お気遣い無く」


ラーメン屋……熱気湯気漂う厨房の中でラーメンを作る、汗臭いような職業のイメージがある……


その中で長内さんが、タオルを頭に巻きながら働いている姿を想像してみる……結構似合っているかもしれない。


「仁藤くん……ラーメン屋さんで、働きたいの……?」


「いえ、特にと言った希望は無いです……それに発案者は長内さんなので、俺は長内さんの作りたい物を作りますよ」


「そう……でも私も、まだ決められていないから……もう少し、考えてもいい……?」


「大丈夫ですよ」


そんな会話をしながら、やがて俺達は大通りに戻ってきた。


「……あーっ! やまちゃんとちーちーなのぜ!」


……すると久しぶりに聞いた気がする、なのぜという口癖がついた、どこか抜けている感じの女子の声。


「皆さん、やはりこちらにいらっしゃいましたか」


「久しぶり……」


「離れ離れになっちゃったから、皆で心配してたのぜ〜!」


「ん……」


その声の主である瀬名さんは、目が合って早々に長内さんに向かって抱きついた。


「あーいたいた、それにしてもよく見つかったわね〜」


「今までどこにいたのだ」


そして瀬名さんの後ろには、思わぬ再会に目を丸くしていた飯田さんと、俺と長内さんの二人きりで何をしていたのかに興味を持っていそうな感じだった真緒さん達もいた。


「少し……休憩してた……」


「ふーん……てかあんた達、手なんか繋いじゃってたけどどうしたのよ」


「こっ、これは……俺達まで逸れないようにする為の対策です、ねぇ長内さん」


「そうよ……」


「それよりも皆さん……武蔵さんはどこへ?」


「あっ、そうそう! もうすぐ花火が始まるのぜ!」


瀬名さんはそういうと、長内さんから離れて今度は俺の腕に抱きついてきた。


「そして花火を見る間に食べる菓子等を、ここに買いに来たというわけなのだが……やはり店内は混雑していそうだな」


「結構いい場所が取れたの、相楽くんはそこでお留守番させたわ」


「させたんですね……」


そして真緒さんと飯田さんも、瀬名さんに続いて今までに皆で取っていた行動を説明した。


「あと花火上がるまで二十分も無いのぜ! 早くお買い物するのぜ〜!」


それからコンビニの中に突撃していった瀬名さんに続いて俺達も店内に入り、行列に並んだ事で十分の時間が経過した後……


「うお〜! 全速力フルスロットルなのぜーっ!!」


「ちょっとひとみ! そんなに離れたらまた逸れちゃうわよ!」


「しかし後十分も無い。 我々も急ぐとしよう」


「長内さん大丈夫ですか?」


「はぁ、はぁ……皆、待って……」


購入後、それぞれで荷物を持ちながら、武蔵さんが待っているという花火の見物場所へと目指した。


「……ただいまなのぜ〜!」


「お帰り皆! おっ、大和と千夜ちゃんとも合流出来たんだね!」


着いた先では、武蔵さんが浜辺にてブルーシートを敷きながら、体育座りで俺達の帰りを寂しそうに待っていた。


「……そら、選別だ相楽」


「おお〜! ありがとう真緒ちゃん!」


「本当にいい席が取れましたね」


「そうよ〜、もうここしか空いてなかったから危なかったわ」


「えへへ……ドキドキするのぜな!」


「一分が、長く感じるわ……」


俺達はそれぞれで会話をしながら、買ってきた物を広げて宴の準備を始めた。


「……じゃあ乾杯しようか、まーおちゃん♪」


「この面子で酒が飲めるのはお前だけか……仕方が無い」


「乾杯〜」


ぷしゅっという缶チューハイを開けた音を鳴らし、お互いに乾杯をし始める武蔵さんと真緒さん。


「……そういえば真緒さんも、いつの間にかご成人なされていたのですね」


「そうだぞ、私を敬え少年少女共」


「何よ、お酒飲めるようになったぐらいでイキッちゃって」


「相楽くんも……大人なの……?」


「そうだよ〜、これで今だけは真緒ちゃんと同い歳だね」


「お酒って美味しいのぜ?」


「やめときなさい、ジュースの方が普通に美味しいわよ」


「凪奈子ちゃん……飲んだ事があるの……?」


「何だと?」


「それは……あっ、そろそろ九時になるわよ!」


「おっ、いよいよなのぜっ!」


『皆さん! 今日はこの江ノ島夏祭りにお越し頂きありがとうございます!』


……それからどこからともなくアナウンスが流れて、数年ぶりに目撃する事となる、第一発の花火が夜空に開花した。


花火は海から打ち上げられているのか、その花火は夜空の奥で輝いている星々を隠す程に大きく感じた。


「うおーっ! たまやなのぜーっ!」


花火を見た事でテンションが上がり、花火が散ると共に、両手を空に向かって突き出す瀬名さん。


「ほんと……歌舞伎町とかのネオンとは、また違う綺麗さがあるわ」


瀬名さんに肩を組まれながら、電気では無い炎の光を儚そうに見上げている飯田さん。


「ふむ、見事な物だ……」


「真緒ちゃん……君の方も見事に綺麗だよ」


「黙っていろ」


武蔵さんからの誘惑するような視線に、酒で顔を赤くしながら睨み付ける事で返事をした真緒さん。


「……」


……そして皆が花火を見て盛り上がっている中、長内さんは夜空に咲く大輪の花を見て沈黙してしまう程に見蕩れていた。


「……」


俺も花火の光の反射によって、多色に輝いて見える彼女に見蕩れつつ、夜空に顔を向けて……長内さんと会話が出来ないぐらいに、その光景に言葉を失っていた。


……ふと、ブルーシートについていた右手の甲に、何かが触れる感触に気が付いた。


「……!」


手の方を見ると、長内さんが左手を俺の上に乗せながら、夜空の景色を見続けていた。


今の様を他の皆に見られたら非常にまずい。


しかし、それぞれのグループはそれぞれの話題に夢中になっており、俺達の事は気がついていない様子であった。


「……」


もう少しだけならこのままでも良いか。


彼女の手のほんのりとした温かさが、俺の手を通じて体温を上げさせた。


「花火……綺麗ね……」


「……はい」


「仁藤くん……私、分かったかも……」


「何がですか?」


「将来は……作っている時でも、お客さんが見て楽しめるような……そんな食べ物屋さんになりたいわ……」


「なるほど……作っている時の風景を見せる……みたいな事でしょうか」


「うん、そうすれば……お客さん達も、退屈しなさそう……」


「良いですね……」


「仁藤くんは……それでいい……?」


「ええ、ここにいる人達を楽しませる事が出来るような……花火みたいな食べ物屋さんを目指して行きましょう」


「ありがとう……仁藤くん……」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「あぁ〜、楽しかったのぜーっ!」


「特等席から見る花火は凄かったわね〜」


……時間はあっという間の深夜の二十二時。


花火が全て打ち上がったと共に祭りが終わり……これから二次会などに行こうとしている者達を除き、観客達は祭りの会場である国道一三六号線から離れてそれぞれの帰る場所へと戻っていこうとしていた。


「さーてと……そろそろ僕達も帰ろうか。 真緒ちゃん大丈夫かい?」


酒に酔った影響で、大量の缶チューハイの空き缶に囲まれながら、よろよろと立ち上がった武蔵さん。


「きゅ〜……」


その隣では真緒さんが顔を真っ赤にしながら、お姉さん座りでウトウトとしていた。


「まおまお大丈夫なのぜ〜?」


「あはは……完全に出来上がっちゃったね」


「もしかして真緒さん……お酒に弱い方なのでは?」


「そんな事はにゃー……ひっく、私はみゃだみゃだ飲めるにゃ〜」


「へへっ、まおまお猫みたいなのぜ〜」


「真緒ちゃん……もうやめといた方がいいわ……」


「なーにが敬えよ、全然大人になり切れてないわね」


「なにをぅ……私は大人だぞ〜、この通り脱げば胸だって……」


「はぁ!? ちょっと何考えてんのあんた!?」


「真緒ちゃん……それはまずいわ……」


「やまちゃん、むーちゃん! 見ちゃダメなのぜーっ!」


「あはは……流石に五本は飲みすぎちゃったかな……」


「そんなに飲んでいたのですか……」


それからあまりの酔いで着物を脱ぎ出す真緒さんを止める女子三人から目を逸らしながらも、

ブルーシート上に散乱していたゴミを片付けていく……


「ゴミは……これで全部でしょうか」


「うん……こっちは燃えない方……」


「それどこで捨てるのぜ?」


「ゴミはゴミ捨て場へ……って言いたい所だけど、こういう祭りとかのイベントのゴミ捨て場は凄い事になってるだろうね」


「どうしようかしらね〜」


武蔵さんの予言に、皆が頭を悩ませている中……真緒さんが、眠たそうな目をしながらゴミを持っている俺の前に手を差し出してきた。


「そういにゃあ、美化キャンペーンかにゃにかで、ゴミを引き取ってくれるみたいにゃ看板を、どこかでみたきがするにゃあ〜」


「……なんて?」


「なるほどねぇ、じゃあありがたくそこで捨てさせて貰おうか」


そうして真緒さんは、武蔵さんと飯田さんに肩を組まれながら、俺達は国道に戻ってそのゴミを回収しているのだというテントに向かった。


「ふーん……ちゃんとお返しが貰えるだなんて、いいキャンペーンじゃない」


「こういうエコバッグとか缶バッジも、ちゃんとしたお土産になるのぜな!」


「ふふっ、思わぬ収穫だったね」


「はらほろひれはれぇ……」


「真緒ちゃん……大丈夫……?」


「真緒さんに先ず必要なのは、お水ですね……」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「はぁ〜疲れたー……とっととシャワー浴びましょ」


「もう汗でビショビショなのぜよ〜」


「真緒ちゃん……大丈夫なの……?」


「大丈夫だ……水を飲んだら少しだけ楽になったぞ」


……その後、旅館に戻り風呂に入った後。


「ただいまなのぜ〜」


「おおー皆おかえりー」


「仁藤くん達……もう上がっていたのね……」


「男達はささっとお風呂に入れるからいいわよね」


「お風呂にずっと浸かっていると逆上せてしまうので……」


俺達は寝室に戻り、祭りで蓄積した疲れを癒そうとしていた。


「ふぅ……お祭りは楽しかったけど、下駄での移動は疲れたわね」


「沢山歩いたからなのぜ〜」


「慣れない履物だと、どうしてもそうなっちゃうよね〜……千夜ちゃんも、途中で転んじゃったんだってね」


「そうそう、千夜大丈夫だった?」


「うん……少し擦りむいちゃったけど、仁藤くんが治してくれたから……」


「はい……絆創膏を貼った程度でしたが」


「あんた達いつの間にそんな事してたのね」


「きっとあたいらと逸れてる時の出来事だったのぜな」


日が明けても今日は日曜日……自分の好きな時間に起きてもいいという解放感を感じながら、俺達はそれぞれで寛いで有意義な夜の時間を過ごしている。


「てか、ここでの生活もあと四日で終わりなのぜな……」


「そうだね〜、二週間なんかあっという間だよ」


「でも海にも行ったし、お祭りにも行けたし、夏休みとしては充分に楽しめたんじゃないかしら」


「ひとみちゃん……来る前よりも、少しだけ肌が焼けたわ……」


「んぅ……」


そう言って長内さんに腕を触られている瀬名さん……しかし瀬名さんは夏を身体に刻んでも尚、何だか物足りなさそうな顔をしていた。


「瀬名さん、どうかされましたか?」


「……何かまだ遊び足りないのぜ!」


「あんたあんなに夏祭り満喫してた癖に、まだ遊ぶ気なの?」


「あはは……ひとみちゃんは元気だね〜」


「夏祭りは別に大丈夫なのぜ! 海でも充分遊んだし……それでも何か足りない気がするのぜ〜」


「ふっ、夏休みらしいイベントが、まだ一つ残っているでは無いかひとみ」


するとどこからともなくやって来た真緒さんが、扉を開けて俺達の部屋に入ってきた。


「まおまおこんばんはなのぜ!」


「あんたまた来たの」


「部屋にいても退屈なのだ、許せ」


「そのお顔だと、まだお酒が抜けていませんね……」


「これはまだ風呂上がりで体が火照っているだけだ、酔っ払っている訳では無い」


「そう言ってる人は大抵酔っ払ってんのよ」


「あはは……」


「それでまおまお〜、そのイベントって何なのぜ?」


「うむ、それはな……肝試しだ」


「肝試し?」

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