第5話 魔力鑑定
エルに学校の行き道を教えてもらい、学校に着いたアル入学試験は、9時に受付が始まり、9時30に試験が開始する。試験内容は、学校の壁紙に入ってあった。
試験内容は、魔術量、技術、体術だ。それに+して簡単な学力テストがある。ポイント割合としては、魔力量3ポイント、技術3 ポイント、体術2ポイント、学力2ポイントで6ポイント以上合格。更にこの学校には、ランク制と言う物を取り入れており、そのAクラスBクラスCクラスDクラスが存在している。
クラスは入学試験で決まる6〜7ポイントDクラス、8ポイントCクラス、9ポイントBクラス、10ポイントAクラスとなっている。
9時になり、受付が開始する。受付ができる場所に行くと、既にとてつもない列ができていた
「まじ?取り合えず並ぶしかないよな・・・」
アルは、ダルそうに並ぶ。すると列を並ばず直で受付に入って行く金髪の少年が見えた。
何だあいつ!貴族か?貴族なのか?貴族アンチになりそう。まぁ俺も貴族ですけどね。
30分後、とうとう順番が来た。
「名前を教えてください」
「ガレン・アルベルトです。」
「アルベルト様ですね!受付番号349番です。すぐに呼ばれた入試会場の中に入って来てください。」
手のひらサイズの紙を渡される。
やっと受付終わったか、これからどうしようかなぁ
奥に屋台が見えた、アルは興奮して屋台に向かう。
お金も猪を倒したからいっぱいあるし!メチャクチャ食ってやる!
屋台がある場所に歩いて行くといい匂いがする。
「ん?メチャクチャいい匂いするんだけど」
少し歩くと焼き鳥屋さんがあった1本1銅貨とデカデカと書いてあった。
「美味そう・・・金はある、買うしかないな!おちゃん焼き鳥5本頂戴!」
「はいよ大銅貨一枚まいど」
おぉ!美味そうだな!
『受けつけ番号300番から350番の方力鑑定広場までお越しください』
焼き鳥を食べながら会場に向かう。
会場につき、案内人の指示に従い魔力鑑定を始める。魔力鑑定とは、魔力の限界値、魔力の質を見る装置だ。
レベルが1〜10あり高ければ高いほどいい。アルは手を広げ魔力装置に手を置く。
魔力鑑定機が光り輝き数字が現れる魔力量『レベル00』質『00』
やっぱりか。これは昔俺が作った機械だ。俺が作った物と全く形が違ったから別物だと思った。そもそも魔力量、質はレベル100まだある。そして俺が生きていた時のマーリンのレベルを基準に作った、その為常人には絶対に変えられないそして大量生産のため2桁までしか搭載されていなかった。多分だが俺の機械の性能をそのままコピーしたせいで一桁だけ隠れる仕様になっているのか。
周りはザワザワし始め、受付は紙に『00』と言う数字を書き、紙を雑に渡す。
『魔力鑑定が終わった方は、紙を持って次の会場技術会場に行ってください!このまま真っ直ぐ行けばつきますので!』
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