第40話 第2章登場人物

【グレイ】

15歳。【ピエロの紋章】を持つ遊び人。

遊び人らしく、女の子が大好きで明るい性格。

【ピエロの紋章】の割には能力が高く、頭も切れる。

その実態は、魔王を倒した勇者パーティー賢者ルドルフの孫。

幼いころは自分も祖父のように冒険者になると夢みていたが、成人の儀の際、神様からもらった紋章が【ピエロの紋章】だったため、遊び人らしく生きようと決める。


【ラームの教会のシスター】

ラームの街の教会でシスターをしている。

20歳くらいに見えるがエルフ族であるため、実年齢はその10倍くらい。

ルーナとヒイロが聖約を結ぶとき助力した。

以前男に騙されたことがあるため大の男嫌い。仕事中は平静を装っているが本当は男と話したくもない。

ルーナが聖約を申し出たときに、ヒイロに騙されているのではないかと思い、感情が爆発した。

僧侶だが、攻撃魔法が使えるため上級職だと思われる。

今の楽しみは、ヒイロの首に奴隷の首輪がはまっているのを見ること。


【スライ、スラぞう】

最弱の魔物であるスライム。

しかしレベルが12あるため、ルーナは翻弄され、エッチな姿をさらけ出してしまう。

なぜレベルが高いのか不明だが、おそらくエロに対する探求心があるため。

ルーナに倒されそうになった時ヒイロに救われ、恩を感じている。そのため今のヒイロとの関係は、お互いに敵と書いて心友だと思っている。


【馬の世話をしている中年男性】

ヒイロ達に村長の家を教えた。

だが2日前に来たベイルは横暴な態度を取ったため冒険者を信用していない。


【村長】

2日前に来たベイルに金を取られ、冒険者を信用していない。

しかし、ヒイロとルーナが村に出た魔物を無償で退治することにより、冒険者にもいい人はいると認識する。

村の財政が苦しくなっていたことにより、ヒイロに土下座をして、サーベルウルフの素材をもらい受ける。代わりに将来最高の馬を安価で提供することを約束する。


【宿屋のバイト娘】

14歳。彼氏あり。

ヒイロとルーナがカップルだと思い、大人はどんなことをするのだろうと覗いていたが、見つかり叱咤を受けるが、ヒイロとルーナを素敵なカップルと言うことでうまく切り抜けた。

宿屋の女将さんにいつも怒られているせいか、ひどく恐れている。


【ザッシュ(本当の名前はギード)】

エドワードの馬車が襲われた時、グレイと共に助太刀する。

しかしその実態は盗賊団の一味。

食べ物に睡眠薬を入れて、ヒイロ達を眠らせて強奪しようとしたが、失敗に終わり捕まる。

その後ザイドによって殺される。


【盗賊団】

ギードがヒイロ達を眠らせた隙に強奪しようとしたが、失敗に終わる。いつも成功していたため、今回もうまくいくと油断があった。しかしその油断が命とりになり、ザイドによって殺される。


【ザイド】

大魔王直属の魔獣軍団団長。氷魔の斧を持つ。

普段は冷静沈着だが、強者が現れると感情が高まり、自分を見失うことがある。

ヒイロ、ルドルフの二人の時間差魔法に破れるが、その強さに歓喜を覚え退却する。

氷魔の斧には特殊能力があり、唸れ! 氷嵐の斧よアイスストームで凍てつかせる吹雪が、さえずれ! 氷獄の斧よアイスプリズンで三重の氷の壁が展開される。しかし弱点として、1度能力を使用すると5秒間特殊能力を使うことが出来なくなる。だが、果てろ! 凍終の斧フリーズエンドのキーワードにより、即時に吹雪や氷の壁を展開することができるが、その場合1日特殊能力を使用することが出来ない。


【ルドルフ】

65歳。【魔導書に杖と十字架が記載された紋章】を持つ賢者。

膨大な魔力を持ち、3年前に勇者パーティーとして魔王を倒した。

性格は明るく、若い女の子が大好きで洞察力に優れている。

ヒイロ達がザイドに追われている所に颯爽と現れピンチを救う。

孫のグレイとは言い合っていることが多いが、大切に思っている。

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