第73話息子くんと近所の猫
我が家のわんこが今年も狂犬病予防接種の時期になり、無事接種を終えてのんびりと息子くんと二人で並んで寝転がってます。
わんこを迎えたのは偶然が重なったのもあったのですが、元々は猫を迎えるつもりで準備をしていました。実は当時の我が家のご近所さんに猫を飼っていらっしゃる年配のご姉妹が居られて、息子くんちょくちょく猫と遊びたいために玄関の前にある庭に遊びに行ってました。
最初は行かないようにご迷惑になるからねと言い聞かせていたのですが、猫も息子くんと仲良し息子くん愛想良いのでご姉妹にも気に入られ、招かれるようになってました。
偶に行っては猫と遊んで息子くんも猫と今日は何をしたとか楽しそうに話してくれていました。
とはいえママとしては不安しかありませんしこれは我が家で猫を迎える方が良いのかもと考え始め、悩むこと半年。簡単に迎えようという訳にはいかず、先々のことなどかなり悩みました。その間も息子くんの猫通いは続き、外飼いされていたこともあり息子くん道端で見かけると数匹の猫全部丸っと仲良しになっていて、声をかければ猫が来るように。
そんな様子を見ながらどうするかと思案していました。元々ママが犬猫構わず動物全般好きなことと、ママが小さな頃からママの家でも猫や犬を飼っていたこともあり、迎えたい気持ちに傾きだしていました。悩みつつその間に準備を整え家族が増えることを念頭にまだ見ぬ縁を探し始めたのです。
そんな中で予想外に縁を結び家族になったチワワは息子くんと何だかんだ今も仲良し。今年九歳になるわんこは息子くんより年下ですが、わんこ側からは息子くんはまだ小さな子どものままのようで、叱られてる息子くんを守りに来るのはやっぱりわんこの方。
ただし、ママの布団の主権争いは相変わらず。息子くんもわんこにもママは言いたい、ママの布団の主権はママです。
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