第72話格好良い息子くん
今もだし、小さい時からよく「息子くん格好良い?」と聞いてくる息子くん。どうやら格好良いを目指しいるらしいのだけど、わんこを可愛がっていると息子くんも「可愛い」と言われたくなるらしく、ちょくちょく聞きにきます。
ただ本当に格好良いことをして褒めると今度は照れて嫌がるのです。「そんな事ないし」「別に」と素っ気ない返事。
そんな息子くん口癖のように「俺ってイケメン?」と聞いてくる、小学校も低学年くらいまでは可愛く思って「うんうん」と返事していたのだけど成長に従いそもそもイケメンとは何を指してイケメンと言っているのかと息子くんに聞いてみたくなり、問いかけてみるとどうにも的を得ない。
イケメン、イケてるメンズとはなら何なんだろうと息子くんと話したことがありました。
見た目の善し悪しは好みにも左右されるので定義するには弱い気がするというのがママも息子くんも同じ意見、流行りに敏感かという面もこれも客観視すれば好みに左右されてしまう。
内面的なものではないのか、さり気ない優しさだったり真面目さだったり、そんな話をしていたのが風呂の中だったためすっかりのぼせて茹で上がったママと息子くん、結論は出ずに終わりましたが相変わらず「俺格好良い?」は続いています。
最近見事な反撃を食らいました。「ママが好きな作家ってイケメンなん?」「いや、イケメンではないんじゃないかな。愛嬌はあるとは思うけどイケメンでは」「どこがいいん?」「作品!です!」ママ、久々に撃沈しました。
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