第63話ママの寝言息子くんの寝言

 先日、息子くんの寝言について話していました。息子くんよく寝言を言います、勿論寝ている時に。

 息子くんの寝言はハッキリ話したりはせず、たまに怒っていたり拗ねていたり時に「ふふっ」と笑ってみたり、一瞬起きているのかと思うことも多く、息子くんに話すと「ママの寝言も大概やで」と返されてしまいました。

 昔から欲しいものがあると寝言でそれをやたらハッキリと言うらしいのですが、息子くん何度か起きているのかと気にしたことがあると。

 「パソコン」「本」「珈琲」などに混じりママが傾倒している作家の名前なども言っているらしく、久々にやり返されてしまいました。特に「珈琲」と言われると起きているのかわからないらしく、声をかけてみたりしている様。

 息子くんの愛らしい寝言に対して物欲に塗れたママの寝言はさすがにやり込められてしまいました。

 そんな息子くんの初めての寝言は「まんまない」と離乳食後期に言われたことでした。離乳食手こずるはずですね、寝言ですら絶対食べないぞという固い意思を感じました。

 しかしママは作家の名前まで言っていたとは、無意識怖いですね。

 

 




 

 

 

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