僕は超能力者だ

リンゴ

第1話 知らない世界

僕は子供の頃から超能力を使っていた。そして周りが考えている事がそのまま全て感じ取ったり読み取ったりする不思議な超能力者だであった。そして僕はある事を考えていた。それは、僕だけが使える必殺技があった。でも、僕って何でも出来るからただの人間では無かったが、まるでロボットみたいな感じがしていた。

だけど僕に超能力を教えてくれたのは祖父だった。祖父は僕がまだ使い慣れていないからたくさんの修行を積み重ねていた、だけど僕はまだ未熟で見習いだった。僕の人生は今、ここから始まろうとしている・・・。


《俊の部屋》


俊「うーん、もう朝か。」


祖父「俊、起きてるなら修行をするぞ。」


俊「うん、じっちゃん今行く。」


リビングから祖父の声が聞こえると僕はいつものように着替えた。


《リビング》


俊「じっちゃん、おはよう。」


祖父「俊、おはよう、今日の修行は鉛筆を立てる修行だ。」


俊「そんなの無理だよ。」


祖父「いいや、お前なら出来る、千代も何回も練習をしてようやく出来た、だからお前にも出来る。」


俊「分かった、やってみる。」


僕は鉛筆を置いて超能力を使ったが上手く出来ない。


俊「うーーーーーーん、ハァ・・・ハァ・・・。」


祖父「まだまだだな、だが諦めるな。」


俊「くっ、腹が痛い。」


祖父「いいか、今からワシがお手本を見せてやる。」


そして祖父は超能力を使った、そして見事に鉛筆を立てた。


俊「すごい、でもコツはあるのか?」


祖父「それは自分で考えろ、それくらいは出来るだろ。」


俊「・・・分かった。」


僕は朝から夕方まで修行を続けた。


《夕方》


俊「ハァ・・・ハァ・・・、やっと出来た・・・。」


祖父「だいぶ出来るようになったな、明日は体力づくりでいろいろ鍛えてもらうからそのつもりでいろ。」


俊「うん。」


《そしてその夜》


俊「痛い、超能力を使うには体力がいるのか、明日は朝から体力づくりでから頑張らないと。」


僕は疲れたのかそのまま寝てしまった。


《そして次の日の朝》


祖父「俊、コラ起きろ、修行を始めるぞ。」


俊「はっ、寝坊した。」


僕は慌てて修行に行く準備をしていた。


《公園》


祖父「今日は体力づくりの修行だ、いいか?ここからここまで走ってくるんだ。」


俊「はい。(くっ、昨日の筋肉痛と腹が痛くて上手く走れないよ。)」


祖父「何をやっている、走れ!」


俊「うん。」


そして僕は全力で走った。


《10分後》


俊「ハァ・・・ハァ・・・。」


祖父「よく頑張った、次の修行だ。」


俊「あの・・・。」


祖父「ん、何だ?」


俊「僕がどうして超能力になったんだ?」


祖父「お前は、子供の頃から何かをやって人を引き起こす力を持っている。」


俊「えっ?それは知らなかった。」


祖父「まぁ、そんなくらいだろう、でもワシの頃からはお前と同じぐらい時からは超能力者としていろんな事をやってきた。」


俊「そうなんだ。」


祖父「じゃあ、続きの修行をする。」


俊「(僕の人生はどうなるんだよ。)」

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