【歌詞的だもん】

小箱エイト

「やさしい風景」

夕焼けをげんこつで砕いて 手のひらにおちた断片(かけら)

そっとポケットにかくして

ブルーな心が 震えだしたら

ひとつ空にかざすよ

きらめいた赤いドロップ のみこんでみよう


ぽぉっとね 涙がこぼれる

あつく あまく せつなく溶けだして

冷えた昨日にしみるよ

ぽぉっとね 涙がこぼれる

でもね きっと明日は……晴れるんだから


いつか喉に住みついた言葉 石ころみたいにかたい

時が経つほどに……

オブラートの黄昏に包まれて 今ならたぶん言えるよ

まぶた閉じて ありがと つぶやいたら


そぉっとね あなたを忘れる

光 揺れて 笑いころげたメモリー

ほら 風に流れてくよ

そぉっとね あなたを忘れる

でもね たぶん少しは 背伸びをしてる


   いつもいつも 近くで見つめてくれた

   これからは 別々の道を歩いても

   果てない空がきっと応えてくれる

   立ち止まり 振り向くたびに


ぽぉっとね 涙がこぼれる 

あつく あまく せつなく 溶けだして

冷えた昨日にしみるよ

ぼぉっとね 涙がこぼれる

でもね きっと明日は晴れるんだから


そぉっとね あなたを忘れる

光 揺れて 笑いころげたメモリー

ほら 風に流れてくよ

そぉっとね あなたを忘れる

でもね たぶん少しは 背伸びをしてる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る