幼子の夢
月の揺籠で眠る幼子よ
眠れ眠れ小さな星よ
いにしえの光は夜のしじまに淡く輝く
ああ!愛しの幼子よ!今は眠れ
とこしえの願いは夜のしじまに淡く儚く
羊歯の草地で仔羊が静かに眠る
母の腕の中で眠る幼子は氷のように冷たい
母の流す涙は氷を溶かすには温い
永遠の眠りにつく幼子よ
星が呼んでいる
星々の迎えがやってくる
夜明けとともに永遠の別れがやってくる
羊歯の草地で仔羊が小さく鳴いた
月の揺籠で眠る幼子よ迎えに来たぞ
いにしえの光は夜明けとともに消えていく
ああ!愛しの幼子よ!どうか安らかに
とこしえの願いは夜明けのしじまに強く確かに
星々とともに神のもとへ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます