ダブルスタンダード1

 こんなキャラクターを書きたい、から始まったお話です。


 テレビ観てたら第7世代と言われる芸人さんの宮下草薙の草薙くんが大人の女性タレントさんから心配されてると言うか、この子大丈夫かなって放っておけない的なこと言われてて、大人の女性から見て心配になる子を書きたくなったのがきっかけです。


 だから、統基の行き着きたいイメージは草薙くんでした。なんやかんやでまるでキャラクターは違ってしまいましたけれども。


 それと、年下男子で孝寿が異母兄弟ならいるひとりっ子って言い出した時に異母兄弟なーって頭に残ってたのと相まってこうなりました。


 更に、書き始めてすぐシャルルって曲にハマって、後悔を積み重ねさせたくなってしまったんですよね。ここでかなり方向性が変わりました。もう書き始めてたのに(笑)


 顔を気にする統基の見た目のイメージは後付けで今考えたら満島真之介さんです。個人的にくせの強いイケメン。


 対して比嘉さんも改めて考えると誰が見ても綺麗でかわいいを両立するイメージで北川景子さんです。


 芸能人でのイメージってめっきりなかったけど、初めてお話を作ったNOVAではキャラクターのイメージを芸能人でスマホにメモしてたのをすっかり忘れてたのを見付けて見たら、直の最初のイメージは中川大志さんだったらしくて、いや話の中で若い名倉潤って言ってるじゃん! ってイメージがいつの間にそんなに乖離したんだと驚いたものです。短い話なのに。


 そんなんだから、多分お話を1から10まで考えて書いてもどうせ途中から別物になるんだろうなって思っちゃうんですよね。行き当たりばったりと言うと聞こえは悪いですが、お話は生き物だ、と言えばマシでしょうか。


 行き当たりばったりだからこそキャラクターの登場順が違うだけでもまた違うお話になるのかなあ、とか思うとやってみたくなるんですけど、同じキャラクターばっかりで全然違うお話だったらそれはそれでダメなもんですかね。

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