第15話 昨日、教えろ!
今日から、学年末のテストなのです。午前中だけだけど、土曜日まで。うん、一日目が終わった。
今日、テストが行われた科目に、
で、そこを教えろって、わたしに泣きついてきた昨日。いつもの鞄のほかに、もうひとつ抱えてたからイヤな予感はしてたんだ。
深夜までつきあった結果……。
学校に行くのに、家を出る時間は、ふたりともそれほど変わらない。でも、わたしのところは、わたしが朝の少しの時間でもお父さんと話がしたくて、朝ごはんを一緒に食べることにしてるんだ。
美亜ちゃんも、わたしん
で、無理やり起こしてつきあわせた。
「ね、眠い……」
「なに、ぶ〜たれてんだよ? あ、因みにな……、テストの勉強とかって、朝、やったほうが効率いいらしい……って、お父さん言ってたぞ」
「そういうことは、昨日、教えろ!」
そう言って、美亜ちゃんが、わたしの頬を
どうやら、目は覚めたようだな。その、はだけた胸元、整えてから出てこいよ。
これは、わたしと
捻りもオチもないけど、
次回は、
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