人生

2021-04-18

俺は誰かに共感されたい。

俺がこれまでに書いてきた内容は、

実際に人間に話すと難色を示されるものばかりだ。

生きづらくても生きてゆくしか無いのだから、

いちいちそんなことで悩んではいけない。

他人は変わらないから、己が変わらなければならない。

そもそも努力をしたなどと勘違いをしてはいけない。

お前以外にも辛い思いをしている奴は山ほどいるのだから、

軽率に辛いだなどと言ってはいけない。

音が気になるのなら、音の気にならない場所に行けばいい。

いちいち気に留めても仕方がないのに、何を悩んでいるのか。

お前が努力できるというのなら、

それだけで幸せなのだから文句を言ってはいけない。

本当に辛いなら、なぜ身体が壊れないのか。甘えではないのか。

辛いことがあっても早急に立ち直らなければならない。

人間と関わらなければならない。

人間関係が人生でもっとも大切だ。

人を助けない奴は塵だ。

幸せになるのは当然の義務だ。

簡単に幸せになれるような社会ではない。

他人と違ってはいけない。

他人に合わせてはいけない。

会社に逆らってはいけない。

会社にも意見できる度量を持たねばならない。

隣の芝生は青いのだから、今辛いのはきっと幻だ。

私たちの権利は認められるべきだ。

お前達は私の権利を侵害しているので、排されるべきだ。

生きているのがいいことだ。

生きているといいことがある。

努力しないやつにいいことなんてない。

生まれただけで素晴らしい。

命とは欠け替えのないものだ。

資本主義には階級がつきものだ。

世の中全て、コースを外れた奴が悪くなる様に出来ている。

どんな人間でも、コミュニティを形成しなければ生きられない。

だから、人間が苦手な人間は始めからゲームオーバーだ。

人間が苦手になった瞬間から、人生に安寧はない。

成長も向上も全て無駄になる。

俺が生きていても、大したことはない。

俺が死んでしまっても、なんのことはない。

ただ、現世のしがらみが、悲しんで欲しくない人が、

俺を繋ぎ止めるだけ。

それは時に重荷で、時に心強いものだ。

これ以上の生に、どんな意味もつけられる気がしない。

家に帰れば恐怖、仕事をしても恐怖、帰省しても恐怖だ。

どんな場所にも安寧を求められない。

気になったやつが負けなのだ。

HSPなんぞになるやつが悪いのだ。

虐げられるべきなのだ。

俺の苦しみは、君等には絶対にわからない。

そもそも他人に分かるものではない。

だから、この先も解決することはないだろう。

まあ、俺にも君達の苦労は分からないのだが。

俺の尊敬する君に、俺の退廃を見せてしまうのが申し訳ない。

君に一抹の心苦しさを残してしまうことだろう。

君は優しいから、俺のことをよく気遣ってくれる。

口は悪いが、関係を続けてくれている。

君は優秀だ。何も心配する事はない。

きっと苦難の連続だろうが、俺にないものをたくさん持つ君ならば、

きっと越えてゆけるだろう。

君は努力をしていると俺は思う。

だからこそ、君の努力は咲いて欲しい。

頑張ってくれ、きっと君の望む方向に物事が動いてくれ。

俺は、かつて君の期待を買った俺のままで居られないかもしれない。

その時、君が俺から距離を置く置かないに関わらず、

俺は君を応援している。

君のような人間がいる事が知れて本当に良かった。

結局、死ねないから生きているだけだ。

生きたいと思える様になるか、死におおせるか、どちらが先だろうか。