気がついてざっくばらん

第1話 生きる力

３７歳にして、生まれつきの骨の病気発覚

腰痛で医者に行ったはずが、まさかの展開

両股関節臼蓋形成不全

難しい漢字ですが、りょうこかんせつきゅうがいけいせいふぜん、と読みます

２０２０年４月９日、思い切って手術を受け

どんな手術かと言うと、股関節の骨を切り、外側にずらして

骨を形成し直すという、大掛かりな手術

その際、筋肉も切られるので、終わった後、全身麻酔により吐きまくり

ご飯２日目までは、ろくに食べれずでしたが

ようやく食べれるようになり、そこからは凄い快進撃！

主治医もびっくりして、褒めてしまうほどの回復力

１週間前倒しで、リハビリは進み

６月２０日退院

そこからが長く、足の筋肉を付けていくのに

悪戦苦闘

退院始めの頃は、片松葉杖で、やっと歩く

ところが、梅雨時の低気圧により、骨を繋げるために入っていた金具が

物凄く激痛を発し、やむなく、１カ月そこそこで、金具を取る手術

それから少しずつ、リハビリをして歩けるようになっていき

１０月には杖に変わり、ぴょこぴょこ足を引きずるような歩き

そのぴょこぴょこが、少しずつ少なくなり、杖なしで歩くようになったのは１２月

そして、今、半ばに差し掛かり、ほぼ普通と変わらない格好で歩けるまでに

でも、まだ長い距離は歩けません

これ、手術前に言われたのは、この状態になるのは１年後と言われていたんです

生きよう、夢を叶えよう

その強い思いが奏したのか、１年かかる事なく、ここまで回復出来ました

生きる力って、凄い

大切な人と、早く一緒に暮らすために働きたい

我が子と、大切な人と再婚し、一緒に暮らしたい

切にそう願う思いの強さは

何よりも、生きる力になりました

思いは、心は、愛は、何よりも強く

生きる力を与えてくれるのかもしれません