第8便
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いいから、そんなことより、その彼氏のこと、もっと詳しく教えてよ。
あ、こうしよう。
あなたが書いたら、あなたの創作かもしれないから。
彼の直筆でちょうだい。
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そう書いて送ろうとしたが、伝書鳩はなぜだか目をつぶって動かない。起こすのに1分かかり、気づいたときにはハッとした様子で足をゆっくり差し出してきた。
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