第4話 模擬戦VR
模擬戦VR
戦闘訓練、それは厳しいもの、戦闘訓練、それは、しんどいもの、戦闘訓練、それは、
「キッツ……!」
「けど、壁の必要性を確認、防壁を張るタイミングを覚えてきました。守りはかなり自信が付いて来ましたよ」
「拙者も、隠密行動能力と索敵能力を鍛えられた気がするでござる」
「あんたら、此処からあんな化け物と戦っていくだが? 大丈夫だか?」
バーチャル空間で、代美と戦っている。それも4人と。遠距離タイプの代美、近距離タイプの代美、トリッキーな攻撃を仕掛けてくる代美、そして、狙撃タイプの代美。狙撃タイプの代美は隠れて狙撃をし、その後移動するから、最初はこの代美にやられまくった。けど今は、皆で代美の再現体に勝って、皆仰向けに倒れこんで話をしている。
「じゃあもう一回」
「「「「ええええ!」」」」
数分後。
「見つけたでござる」
千代が狙撃千代を先に倒してくれる手筈だから、ある程度安心できる。それまでは、全員で、防御態勢をとって、近距離を瑠亜が、トリッキーを私が氷で足止め。そして遠距離の攻撃を乃理が防壁で止める。
「仕留めた!」
狙撃を倒してくれたみたい!なら、氷の砲台を準備、その間、近距離代美を瑠亜の鉤爪で弾き飛ばし、乃理のマシンガンで潰す。
「砲撃準備できたよ!」
『こちらでも固定砲台型の遠距離タイプの位置を捕捉したでござる。座標を送ったでござる』
「これで、どうだ!」
砲撃を放つ! それは遠距離タイプの代美に到達する。と思われたが! 途中で何者かに当たって、途切れた。
「何!?」
『トリッキータイプでござる!』
「本当にトリッキーだね! 今回はこっちを狙ってきていつの間にか逃げて防御するなんて!」
「自身を犠牲にして防御に入るなんて!」
そしてそのまま矢が大量に飛んできて私たちはノックアウト。その後、千代を倒されて、勝率は1割に逆戻りした。
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